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2020年7月18日土曜日

河内遙『ムサシノ輪舞曲(ロンド)』第1話ネタバレ感想


ムサシノ輪舞曲(1)

 ”風変りな姉と恋を失った弟”

隣に住む年下の幼馴染み・龍平視点ではじまります。

モダンバレエ教室の先生をしているサバサバ系の環は、とある事情で2年前から弟・文太と絶交中なのだが、ある日住む家をなくした文太が実家に戻ってきて・・・という展開。

二人が仲たがいした理由が笑撃的w

弟の文太に彼氏をとられた・・・というのは姉の言い分で、文太はゲイではないのに、環の彼氏がイケメンの文太に勝手にメロメロになってしまったのだとか。

文太が原因で別れたことを根に持っている環だけど、言い合いしながらもシリアスな感じではなく、口が悪い者同士のキョウダイげんかという感じ。二人の両親は環が27歳のときに事故死。

10歳年下の龍平(背の高い黒髪男子)は環の教室の元教え子で環に長年片想い中。学生の頃から何度も告白しては振られている模様で一度はあきらめようとしたが、いまだ断ち切れないでいる様子。

おそらく、この二人のラブストーリーになっていくのかなという感じがしますが、環は一途な龍平のことを弟のようにしか思っておらず、別の男にお熱を上げる環をそばで見守ることしかできない龍平の姿がなんともせつないなぁ。

【追記】
・単行本1巻のレビューはこちら📝
・2巻以降のレビューはこちら




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