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2020年7月18日土曜日

しのざき薫(原作:デビー・マッコーマー)『シンデレラは涙をふいて』

作品名: シンデレラは涙をふいて
原作者: デビー・マッコーマー
漫画家: しのざき薫
出版: 全1巻
テーマ: 再出発 年の差
トーン: ほのぼの 甘々
関連作: -
試し読み: シンデレラは涙をふいて

[作品・作家紹介]
アメリカの人気ロマンス作家

[あらすじ]
元婚約者の手ひどい裏切りに傷ついたダーニは、心機一転して新しい人生を歩もうと、住む町も仕事も変える決意をした。シアトルを離れて訪れた海辺の小さな町で、アンティークショップのアシスタントとして運よく雇われることになった。しかしボスのジョンは、ダーニが夏の間のバカンス期だけリゾート地にいて辞めていく軽薄な女性と決めつけ、ことあるごとに冷たく当たる。過去の傷を引きずるふたりだったが、一緒に働くうちに互いの本当の姿に触れあいはじめ――!?

[感想]
128ページ。相変わらず邦題が変。シンデレラストーリーというタグ付になっているが、そっち方向を期待すると肩透かしなのでご注意を。ろくに内容も確認せずに邦題をつけるのならば、原題の「Rock-a-bye Baby(子守歌)」を素直に拝借すればいいものを。いじわるな継母やいびり姉妹が出てくるというわけでもなく、王子様やお金持ちの男性に見初められるというわけでもなく、ごく一般的な出会いからはじまるラブストーリー。

(ネタバレ注意→)朗らかで頑張り屋のヒロインが好感度高し。気難し屋のヒーローがヒロインとの出会いによって良い影響を受け、本来の優しさを取り戻していくところがほっこりする。アンティークショップのオーナーとアシスタントとしての相性の良さや仕事内容をきっちりからめたラブストーリーになっているところも読みごたえがある。



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