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2020年7月18日土曜日

橋本多佳子 (キャロル・モーティマー)『ひざまずいたプレイボーイ』

作品名: ひざまずいたプレイボーイ
原作者: キャロル・モーティマー
漫画家: 橋本多佳子
出版: 全1巻
テーマ: 偶然の出会い 
トーン: ほのぼの 甘々
関連作:
関連作:
ひざまずいたプレイボーイ(小説版)
薔薇のベッドで愛して(第1弾)
試し読み: ひざまずいたプレイボーイ

[作品・作家紹介]
エリザベス女王にも知られているイギリスの人気ロマンス作家

[あらすじ]
インテリア・デザイナーのエバは、大富豪マルコスから摩天楼をのぞむNYタワー最上階の改装を依頼される。しかし、プレイボーイと名高い彼は興味をもった女性を追いかけるが、ものにしたとたん残酷になるという噂だ。現にエバの従妹がそんな仕打ちを受けたばかり。女性の敵だわ! 打ち合わせを2度キャンセルするが、逆に彼の挑戦欲に火をつけてしまう。過去の傷から恋愛を拒絶するエバだったが、たくみにベッドの罠に誘われ、身体が溶けるような甘いキスをされて!?

[感想]
129ページ。「ギリシアからのプロポーズ」の第2弾。男にこびない凛としたヒロインのかっこいい生き様と時折見せる弱い部分、女好きのプレイボーイだが、どこか母性本能をくすぐる無邪気さと優しさが見え隠れする人情味あふれるヒーロー。勝気美女とプレイボーイというステレオタイプの枠を超えた深みのあるキャラが魅力的。

今まで読んだキャロル・モーティマー作品のコミカライズの中では群を抜く面白さ、ストーリー展開が滑らかでキャラ設定も魅力的だった。モーティマーさんのコミカライズはあまりにハズレが多いので、コミカライズが難しい原作者という位置づけになっていたが、やはり、漫画家さんの力量によるところも大きいのだなと改めて感じさせられた。さすが橋本さんというべき見事な演出力。



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