趙国公・長孫無忌(李世民の義兄で故・長孫皇后の兄)と燕徳妃が手を結び、鄭賢妃を四妃から引きずり降ろそうと画策中。
武照が陛下に直談判するまでもなく、陛下の鄭賢妃への信頼は揺ぎない様子。だけど陛下遠征中に燕徳妃たちが罠を仕掛けてきて・・・。
目次:
・第64話「罠」
・第65話「車内の誘惑」
・第66話「行かせない」
・第67話「流言」
第64話「罠」
半島統一のために遠征に出発する陛下を見送る武照たち。遠征には第三皇子の李格と第四皇子の李泰が同行し、城には皇太子(第一皇子)・李承乾が残ることに。子供の晋王もお留守番。
異母兄弟の李格たちは皇太子を出し抜こうとする狡猾な人間であることが強調された描かれ方。
そんな中、燕徳妃が息子の漢詩発表会に全妃を招待して・・・。
案の定、鄭賢妃を貶めるために催されたもので、屈辱的な扱いを受ける鄭賢妃。
陛下も当分帰ってきそうになく、どうなることやら😟
第65話「車内の誘惑」
留守役の責任者である長孫無忌を懐柔し、次々に策略を企てる燕徳妃。
新キャラ登場。内文学館の新しい指導者でいかにも腹黒そうな見た目をした中年女性・丹沈。前任の項老師が長孫無忌の一存で罷免され、内文学館の管理者も鄭賢妃から燕徳妃に勝手に変更されたことを知った鄭賢妃は愕然。
燕徳妃とつながり、留守役として権勢をふるい始める長孫無忌。鄭賢妃への嫌がらせ・追い出し作戦も苛烈になり・・・。
鄭賢妃の侍女から泣きつかれる武照。激高する武照だけど、イライラムカムカの原因はそれだけでなく、なんと懐妊!?
ここから形勢逆転劇が始まるのかな。
第66話「行かせない」
武照が懐妊!?
実感が湧かない武照よりも武照つきの侍女や宦官が大喜びして大騒ぎに。まだ医者にも診てもらっていないのに、お腹の子は皇子で次期皇帝だと侍女たちが先走って喜ぶ中、武照を診察した漢方医は妊娠していないとあっさりと告げ・・・。
タイトル「行かせない」とは鄭賢妃のこと。体調がすぐれない鄭賢妃を見舞う武照と徐恵。陛下のかわりに自分たちが鄭賢妃様を守る!と子供のように泣きながら鄭賢妃に抱きつく二人。
懐妊騒動(侍女たちが早とちりした件)について鄭賢妃に報告する武照。後宮で武照が懐妊したとの噂が瞬く間に広がり、新たな騒動に発展。反鄭賢妃派がまた何か仕掛けてきそうですね。
第67話「流言」
武照の懐妊騒動の続き。漢方医が妊娠していないとすぐに否定したにも関わらず、後宮内に男児懐妊の噂が広まり、武照への憎悪を一層強める燕徳妃。
他の妃からも妬まれ、何かと言いがかりをつけられて辟易した武照は、格下のくせに態度が不遜だとビンタしてきた婕妤十八位・崔広徳の顔面をグーパンチ。
燕徳妃に近づくために流言を打ち消さず、懐妊騒動を逆手にとることにした武照。さっそく燕徳妃から呼び出しがかかり・・・。
武照がキレて顔面を殴りつけた崔広徳は燕徳妃の子飼いみたいですね。敵陣に飛び込んだ武照がどう切り抜けるのか、続きに期待!


