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2018年7月27日金曜日

新連載スタート、すもももも『亡国のマルグリット』第1話あらすじ&感想(『月刊プリンセス』2018年7月号)


プリンセス 2018年7月号

巻頭カラー40P、ヨーロピアンファンタジー開幕!!7月号から、すももさんの新連載『亡国のマルグリット』がスタート。

今回もワケあり男装ヒロインが出てきますが、ヨーロッパが舞台となっており、中華な前作とはまた違った雰囲気。スリリングなストーリー運びと、人情味あふれる魅力的なキャラたちの登場で第1話からぐいぐいと惹きつける展開。

 ヒロインはロレンディア王国の侵略によって祖国を滅ぼされたルナリア王国の王女マルグリット。子供の頃に追っ手から一人逃げのびた山中でエルベの村人である元騎士クリストフに助けられ、彼の亡くなったばかりの息子二コラとして育てられます。

命の恩人であるクリストフが見た目も中身もダンディでかっこいいキャラ。命を狙われている理由を明かすことができないマルグリットに対し、事情を言えないなら無理する必要はないといたわり、息子を弔った日にマルグリットを見つけたので、きっと天のめぐりあわせだろうと言って、息子として育てます。

 優しいクリストフのもとで、すくすくと育ったマルグリットは、朗らかな少年(16~18歳ぐらい?)に成長。クリストフの下で働いているヤン(元従卒)以外の村人は、マルグリットのことをクリストフの息子二コラと信じ込んでいる様子。今のところ、マルグリットが女の子だと知っているのは、クリストフとヤンだけのよう。

ある日、マルグリットは、森まで薪拾いに出かけますが、そこで不審な男たちに襲われて命からがら逃げてきたという金細工師見習いの少年ルネとケガを負っている乳兄弟のレオと遭遇し、手当てのために連れて帰ります。

クリストフはマルグリットが連れ帰ったけが人を手当しながら不審なところがないか鋭く観察。おしゃべりなルネと警戒心の強いレオ。紋章入りの剣を持っていたり、ただの見習い少年とは思えない二人組。詐欺師というよりはむしろその逆でカモになりそうな少年たち。そんな危なっかしい二人組をほっておけないと思ったクリストフは、一晩泊まっていけというが、二人を追いかけてきた悪党たちが外で水汲み中のマルグリットを手伝っていたルネに襲い掛かり・・・。

[感想]
第1話はまだまだ導入部という感じでしたが、期待感ばっちり!

ルネはどこかの王子なのかなぁ。この二人のどちらかとヒロインが恋に落ちるということは今のところイメージがわかないのですが、ルネたちがルナリアについて言及していたし、なにか滅ぼされた王国と関わりがありそうな感じがしますね。ルネたちのピンチにクリストフが駆け付けたところで次号へ、続きが気になる展開。


亡国のマルグリット







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