※当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。

2024年5月17日金曜日

『レッドムーダン』第7巻(第44話)ネタバレ感想【園沙那絵】


レッドムーダン 6

第44話「驚き」

新刊(6巻)発売記念で5/30まで1巻無料配信中(シーモア)。6巻は43話まで収録。

44話は玲玉の懐妊騒動の続き。噂は後宮内で瞬く間に広がり、后妃たちからお祝いの品がどっさり届けられ、皇后候補ナンバー2の楊淑妃が自ら訪ねて来て・・・。

 あからさまな嫌がらせはなかったものの、陛下の趣味も変わったわと嫌味を言い、使用済みの象牙のベッドを祝いの品として置いて行く楊淑妃。

そんな中、南方から戻ってきた陛下が懐妊の報せを聞き、玲玉のもとへ。鄭賢妃、慶鈴、武照たちも同席する中、玲玉に気遣いの言葉をかけた後、久しぶりだなと武照に声をかける陛下。武照が好きそうな土産話がたくさんあるから今夜部屋に行くと言われた武照は満面の笑顔。

前話で少し様子がおかしかった武照だけど、どうやら吹っ切れたようで一安心。陛下の大事なお子を皆で守って行く決意を固めて・・・。

白石家がまた仕掛けてきそうな雰囲気。



レッドムーダン 6






レッドムーダン 6
5/30まで1巻無料配信中

2024年5月10日金曜日

『キング・オブ・アイドル 薔薇王の学園』第2巻<最終巻>ネタバレ感想【阿部川キネコ(原作:菅野文)】


キング・オブ・アイドル 薔薇王の学園 2
秋田書店 (2023/11/16)

・雑誌掲載番外編 17話~35話【最終話】
・菅野文 巻末メッセージ
・イラスト入りあとがき

原作者公認の薔薇王学園パロディ。2巻で完結!

もっと続いてほしかった😭

現代の平和な世界で薔薇王の登場人物が勢ぞろいしてワチャワチャしているのをゆる~く愛でる癒し満点のパロディ作品。

物語の舞台は芸能界入りを目指す生徒たちが在籍する私立薔薇王学園。白薔薇組と赤薔薇組に分かれて在校生たちが競い合う芸能人育成学園という設定で、学園では年に一人だけ選ばれるキング(学園トップ)が誰になるのかが生徒たちの大きな関心事。今年はエドワード・ジョージ・リチャードの白薔薇三兄弟がいる白薔薇組が優勢で・・・。

2巻ではエドワードが順当にキングに就任。初等部の頃からずっとリチャード推しのアンは傷心状態で抜け殻に→願掛けのために髪を切ってリチャードがキングになるまでもう切らないと奮起😂

原作でアンが髪を切るシーンはシリアスな理由だったけど、こっちの理由にはほっこり。

リチャード陣営(本人の与り知らぬところで結成w)のアン&マーガレットの息子のエドワードはリチャード様のせいではない、未熟な人間にはまだリチャード様は早すぎたと結論づけて自分自身を納得させていると、敗因は優れたキングメーカーがいないからだと口を出す中等部のバッキンガム。ここから意外な方向へw

1巻でリチャードのキングメーカーになりたいと直接アピールしたものの、リチャードにお子様扱いされ、渋々出直すことにしたバッキンガムはジェーン先生のもとへ。ジェーン先生の呪術で手っ取り早くチビからすらりとしたイケメンに変貌したバッキンガム。対価として目が悪くなり、メガネキャラにw

これで約束通り、リチャードのキングメーカーになれると喜び勇んで会いに行くバッキンガムだけど、リチャードに断られ、組み伏されてしまい・・・。

どうやって大きくなったか白状させられるバッキンガム。ジェーン先生の呪術と知り、自分も兄上みたいなマッチョマンにしてもらうと言い出すリチャードw

そんなの嫌だ、監禁してでも止めると全力で反対するバッキンガム。そこにリチャードの究極のイエスマン・ケイツビーが現れ・・・w

このエピソードは呪術が解けることで元に戻る番外編のようなオチ。28話の運動会のエピソードでもこのチートを使うバッキンガムw

19話のマーガレット理事長の高校時代の成功物語も面白かったです(一介のコギャルから学園長より強い権限を持つ生徒会長に昇りつめて荒れた学園を平和に導いた立役者😆)。

後半はキングになる決意を固めたリチャードがケイツビー・バッキンガム・アン・エドワードの全力バックアップのもとトップの座を目指すお話。こちらは予想外の結末でしたが、ワールドツアーを終えて帰国した最愛のパパとの絆、ヘンリー学園長がかけた言葉にほろり。

どのエピソードも薔薇王の小ネタ満載で永遠に見ていられる面白さ。不定期でもいいので続けてほしいなぁ💓

主なキャスティングは以下の通り:

太文字は原作の人物名および属性。『薔薇王の学園』でも同じ名前(称号なし)が使われています。

🍥白薔薇三兄弟(ヨーク家)
長男エドワード四世・次男ジョージ・三男リチャード三世
三人とも高等部白薔薇組キング候補生:

👦エドワード:一番キングに近いと言われるキラキラした長男

👦ジョージ:陽気な次男

👦リチャード:クールな三男


👸アン(ランカスターのエドワード王太子妃→ヨークのリチャード3世王妃・ネヴィル家)
大人しい性格だけど芯がしっかりしている頑張り屋。リチャードの大ファン。高等部トップオタ科→赤薔薇組キングメーカー科在籍。マーガレット理事長に才能を見込まれ(=脅されて)赤薔薇組キング候補生のエドワードのキングメーカーに。


👧イザベル(アンの妹・ジョージの妻・ネヴィル家)
アンの妹でダンス科のトップ生徒。明るい性格の美少女。ジョージに片想い→両想いになり、ウォリック先生公認(しぶしぶ)で交際中。


👑マーガレットとヘンリー(ランカスター家当主とその妻)
抜け目ない経営者・マーガレット理事長と、ほんわか笑顔の脱力系平和主義者・ヘンリー学園長の凸凹コンビ。


👦バッキンガム公
中等部白薔薇組キングメーカー科のトップ生徒。リチャードのキングメーカーになるためにアプローチを開始。どうやら恋心も秘めている様子。


👦ケイツビー
高等部。白薔薇組キング候補科に在籍。リチャードとは初等科からの幼馴染み。


👸エリザベス(ウッドヴィル家・エドワード4世王妃)
高等部の教師。したたか。笑顔が汚いw


👸ベス(エドワード4世の娘・ヘンリー7世王妃)
中等部のトップ生徒。白薔薇組のキング候補生・エドワードのつぼみ。リチャード推し。


👶エドワード五世と弟リチャード(エドワード4世とエリザベスの息子)
ベスの弟。ジュニアモデルとして活躍中のわんぱく兄弟。


👱エドワード王太子(ランカスター家)
高等部赤薔薇組キング候補生。リチャードの大ファンで自分のキングメーカーになったアンと張り合う。


👶エドワード(アンとエドワード王太子の息子→リチャードの息子)
初等部の児童。赤薔薇組のエドワードのつぼみ。その愛らしさからエドワードの母・マーガレット理事長に孫のように溺愛されている。リチャードに憧れている。


👨ウォリック伯爵(アンとイザベルの父・ネヴィル家)
高等部のキングメーカー科の担当教授。厳格だけど、家では良い父親。


👧マーガレット(アンの妹・イザベルとジョージの娘)
初等部の不思議ちゃん。ジョージのつぼみ。


👨スタンリー卿(リッチモンド=ヘンリー七世の継父)
教師。変わり者の妻子を持ち、気苦労が絶えない様子w


👱リッチモンド(ヘンリー七世)
ベスに一目惚れして中等部の俳優科→赤薔薇組キング候補科に転科。奇行が目立つ不思議くんキャラ。


👨ハワード
地味な教師。


👩魔女ジェーン
セクシーな保険医。


👴イーリー司教
宗教学の先生?リチャード推し。変態教師一歩手前の危ない老教師。副業は禁止されているが例外の家業としてイチゴ農園を経営。彼の最大の秘密はリチャードと自分をモデルにした恋愛小説を投稿サイトにこっそり発表している同人作家であること。バッキンガムが初期からずっとこのネット小説の愛読者でアンとエドワードに布教するエピソードあり(2巻29・30話)w


👨ヘイスティングス(エドワード四世の側近)
教師。保険医のジェーン先生にメロメロ。


👻ジャンヌ
薔薇学の地縛霊と呼ばれるほど留年している生徒(女)。マーガレット理事長が在学時にあこがれたカリスマ先輩。


👩セシリー(ヨーク家白薔薇三兄弟の母)
2巻から登場。原作では病んだ毒母だったけど、こちらではクーデレキャラの神経質で心配性な母親。元演技派女優(寿引退)。


👴ウッドヴィル(エドワード4世王妃の父)
教師。親子揃って笑顔が汚いw


👰ボーナ姫(フランス王家の姫・ルイの妹・エドワード四世の元許嫁)
2巻から登場。レギュラー番組を持つ人気アイドル。


👨ノーサンバランド(パーシー家・リチャード支持派)
2巻にちらっと登場。若い教師。


👨アンソニー(エリザベス王妃の弟)
2巻にちらっと登場。若い教師。


👨サフォーク
マーガレット理事長の高校時代の同級生。大人しいオタク→前髪を上げると超絶美形に。マーガレットとは薔薇学の守護神と呼ばれていた憧れの先輩・ジャンヌ推しで親しくなる。マーガレットが生徒会長をしたときの副会長。卒業後にアイドルデビューするも数年で電撃引退。あとがきによれば、今はのんびり農園を営んでいる模様。


👑ジェームズ(スコットランド王)
ジェームズ劇団主宰。リチャードと小エドとボーナ姫(&リッチモンドもコネで)が出演したアイドル映画のプロデューサー。


👨オールバニ(スコットランド王の弟)
リチャードと小エドとボーナ姫(&リッチモンドもコネで)が出演したアイドル映画の監督。



キング・オブ・アイドル 薔薇王の学園


キング・オブ・アイドル 薔薇王の学園 2






2024年5月7日火曜日

『ムサシノ輪舞曲(ロンド)』第4巻(18話)ネタバレ感想【河内遙】


ムサシノ輪舞曲(2)

衣笠さんと同居中の環。庭のテントには文太の姿も。一緒にご飯を食べ、衣笠さんチョイスの美味しいお酒で晩酌。程よい距離の今が一番心地良いと感じる環だけど、安心しきった顔しないでとじわじわとアプローチを続ける衣笠さん。キス→気持ちを確認。

その頃、阿川くんは常連客の沼田さんの姪でライターをしているヨリコと一緒。泥酔した沼田さんをヨリコが送っていくことになり、手伝いを買って出る阿川くん。沼田さんを無事に送り届けた後、自宅前で笑顔で会話をする二人。後ろには二人を見つめる環の姿が。

今回は衣笠さんとの関係が一歩前進した感じがするけど、いつものように邪魔が入るパターン。何かと連絡してくる元妻が再び。風邪を引いたのか具合が悪いようで衣笠さんにSOS。無視しようとする衣笠さんだけど、環に促されて薬を持って行くことに。元妻はサバサバした態度を取っているけど、やっぱり未練があるのかな。

阿川くんとヨリコにも恋愛フラグ?!環の反応も気になります。



ムサシノ輪舞曲 3



ムサシノ輪舞曲 2





2024年5月5日日曜日

『レッドムーダン』第6巻(第41話・42話・43話)ネタバレ感想【園沙那絵】


レッドムーダン 5巻

第41話「宣戦布告」
第42話「皇帝の日常」
第43話「蕭玲玉」

燕徳妃の子飼いになった白石家が武照の食事に毒を仕込むものの、勘が鋭い武照が気づいて間一髪未遂に終わる重大事件が発生。後宮内は大騒動に発展するが、白石家は女官に罪を着せて何食わぬ顔で逃げ延びることに成功。

すると今度は武照をお茶会に招待して・・・。

お茶会に行くのは危険すぎると進言する侍女に対して、予想通りだと至って冷静な武照。相手の懐に易々と入るつもりはないと場所をこちらで指定。

お茶会当日、堂々と毒入りのお茶を飲ませようとしてきた白石家に凄味をきかせて宣戦布告する武照。

面と向かって牙をむいてきた白石家に対し、毅然とした態度で応戦する武照。信頼していた女官が殺されたことへの憤りも大きかったようだけど、いよいよ女帝モードへと覚醒しつつあるのかな。

42話は多忙を極める皇帝の一日に密着。忙しい陛下の癒しになっている武照だけど、その日は月のものが来て同衾できず。悶々とした皇帝が武照のかわりに選んだのはたまたま目に入った蕭玲玉。かくして暇を持て余していたマイペース娘・玲玉にお呼びがかかり・・・。

43話はその後の経過。酔っていた皇帝は荒々しかったようで初めての玲玉には苦行だった模様。それでもこれは幸運なことよと祝福する慶鈴。寵妃になれたのだからと。一緒にいた武照は落ち込んでだんまり。

男心は移り気だからつなぎとめる技を磨いとかないとだめよと武照に声をかける慶鈴。自分も武照が来る前は頑張っていたけど、陛下は決して私だけのものにはならなかったと。

それから一ヶ月が経過、陛下は忙しいのか、あれからお渡りがなく、気持ちが沈み込む武照。さらに一月が経過し・・・。

そんな中、玲玉がおめでた?!
玲玉には幸せになってもらいたいなぁ。毒を盛られたりしませんように。



レッドムーダン 1








2024年5月3日金曜日

『推しに甘噛み』第6巻(25話・26話)ネタバレ感想【鈴木ジュリエッタ】


推しに甘噛み 2

ビクトルの下僕にさせられた甘夏くん(ヒナの意向で立場は対等)は一人で歩いていても吸血鬼に襲われないようになったものの、ヒナに頼られたいと思っている甘夏くんの胸中は複雑。そんな中、倫夜のショタ下僕が甘夏くんを拉致しようと部屋にやってきて・・・。

一緒に住んでいるビクトルはシャワー中。ビクトルに助けを求めたくない甘夏くんは一人で部屋を飛び出して・・・。

その頃、ヒナはオタ活中に接触してきた倫夜と一緒。強く美しく優しくピュアなヒナにすっかり魅せられる倫夜。当て馬化→甘夏くん排除を本格化させそうな雰囲気。

そんなシリアスな場面で鳴り響くヒナのスマホの着信ボイス「お前になんかやらねーよ」(甘夏くんの声)が可愛くて最高w

26話はその続き。前話で倫夜が当て馬になりそうな雰囲気を醸し出していたけど、どうやら違っていたのかも。

ルール違反の海外勢が急増している件で甘夏くんに協力を求める倫也。強引に連れてこられた甘夏くんは倫夜に良い印象を抱いておらず、くそ声優のくそ吸血鬼野郎と悪態をついて断固拒否😝

オタク心に付け込んで世間知らずなファン(ヒナ)を手懐けようとするなんて許せないと怒る甘夏くん。甘夏くんの前では終始笑顔を絶やさない倫夜だったけど、珍しく怒っていたと指摘するショタ下僕の発言が気になるところ。

甘夏くんとのやりとりの中でヒナへの恋愛感情を否定する倫夜。そんな次元のことではないと。個人的感情で動いているわけではないようだけど、思っていたよりも要注意=独善的な人物だと判明。

吸血鬼の使命を遂行する最強パートーナーとしてヒナを求めているらしき倫夜にとって甘夏くんは邪魔な存在。ルール違反の吸血鬼をあぶりだす囮として利用した後に甘夏くんを始末するつもりのようで・・・。

そのことに気づいたヒナ&何やらひらめいた様子の甘夏くん。ここからどう展開していくのか、続きに期待!



花とゆめで連載中。


推しに甘噛み 4




『多聞くん今どっち!?』第9巻(第45話)ネタバレ感想【師走ゆき】


多聞くん今どっち!? 7巻

多聞くんの過去編が終わり、現在に戻ってお兄さんとのやりとりが再び。多聞くんから不登校時代のことを打ち明けられたうたげは兄夫妻の献身的サポートやアイドルを志すきっかけとなった出来事を知って号泣。

そんな中、多聞兄からも頼りにされるようになったうたげは、ハウスキーパーにとどまらず、ダンスの練習にも付き添いをお願いされたりと、もはやシッターのような存在にw

ここまでくると、この二人はずっとこの調子なんだろうなとしか思えず。恋愛一歩手間でずっとワチャワチャしていそうw



多聞くん今どっち!?6




このブログを検索

ブログ