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2024年8月26日月曜日
『王家の紋章』第70巻ネタバレ感想【細川智栄子】
王家の紋章 70
冒頭はトラキア城を脱出しようとするイズミル王子とハザズ将軍の決死の逃亡劇。イズミル王子が城を脱出したと知ったトラキア王は激怒してイズミル王子たちが逃げ込んだ山に狂暴な人食い馬を放ち・・・。
エジプトと国交がないパサルガダイ国の使者が再度エジプトにやってきてクルシュ公子の書状と先日のお詫びと称してキャロルに贈り物を持参。キャロルを国賓として招待したいと持ち掛けてきたクルシュ公子を警戒するメンフィス。招待を断ったと知ったキャロルは残念そう😅
クルシュ公子がキャロルに贈った品はネバメンが着けていたものと同じデザインの小さな胸飾り。なぜこれをくださったのだろうと不思議に思うキャロル。使者は謁見後にエジプトを去ったが、クルシュ公子の命令で召使に成りすました従者がエジプト王宮に潜伏中。
札付きの悪(死刑囚)を家来にしたネバメンは彼らを武官に取り立てメンフィス暗殺の実行犯に仕立てようとするが、その前に墓荒らしの件が調査されることを知って窮地に。証拠隠滅のために墓と村を焼き払うように手下に命じる極悪ネバメン。
それからまもなくして大量虐殺が発覚。西の砂漠のカウト村の村長を始めとする村人たちが虐殺されたとの報告を受けたメンフィスは現場に急行。思惑通りに事が進んでほくそ笑むネバメン。
その頃、イズミル王子はハザズ将軍らとトラキアの山を移動中。迫って来る人食い馬の一群を得意の弓で撃退しようとして失敗し、巨大な馬に突進されて崖から転落!
幸い一命を取り留めたイズミル王子をゲタイ族が救出。岩城見学の際に助けてくれたイズミル王子への心温まる恩返し✨
同じ頃、エジプトではカウト村で虐殺事件を目撃した生き残りの男の子(セト)が調査隊によって発見され、セトの証言で犯行グループの中にエジプト兵と同じ服装の男がいたことが判明。緘口令を敷き、極秘でウナスに再調査を命じるメンフィス。
セトは安全のため奥宮殿で保護されることになり、キャロルと侍女たちが率先して面倒を見ることに。
そんな中、西の砂漠・ギザの刑務署長が退官の挨拶のためにメンフィスに謁見。王宮を移動中に特徴的なネバメンの声を聞いてギョッとする署長。あの死刑囚なら死んだはずだと。入れ違いでネバメンの姿は確認できなかったが、刑務署長が王宮に来ているとベルトから報告を受けたネバメンは驚愕。署長が帰るまで病気と嘘をついて部屋に閉じこもり・・・。
地震がまた発生。短期間に2回も。2回目はエジプトでも大きな揺れ。震度4くらい?地震の描写が増えているけど、なにかの伏線なのかな。
ミノアではさらに大きな揺れに見舞われ、宮殿の一部が倒壊。幸いミノスも母もアトラスも無事。ミノアに来てほしいとキャロルに手紙を書くミノス。キャロルもミノアを心配して様子を見に行かなきゃとつぶいていたので、近々ミノア編が予定されているのかな?!
エジプトではネバメンの指示で手下が村人を大量虐殺。ネバメンしぶとすぎる。早く成敗して~~😣
王家の紋章 70
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