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2024年12月18日水曜日

『春の嵐とモンスター』第8巻(第37話~40話)ネタバレ感想【ミユキ蜜蜂】


花とゆめ

栢が責任を感じないように大怪我を負った経緯をごまかす南須くん。こんな好青年そうそういないのに。


目次:

第37話のレビュー
第38話のレビュー
第39話のレビュー
第40話のレビュー


第37話

家出した栢の日記を読んだ嵐子は南須くんを公園に呼び出して・・・。

 栢くんのことが心配でもう一度笑ってほしいから、南須くんとこのまま付き合うことはできないと告げる嵐子。 自分が初めて好きになったのは南須くんだけど、栢くんへの気持ちは恋ではないと分かっているけど、それでも栢くんには笑ってほしいからと。

 うーん、予想していたけど、この展開は見たくほしかったなぁ。 栢が好きなのを自覚したからならわかるけど、家族のためにただ犠牲になるパターン。

栢が家出して3日目。 捜索願を出しても何の手がかりもなく、嵐子母は泣き晴らす日々。そんな中、嵐子に栢のスマホから遊び仲間がイタ電してきたことから栢がいる場所が特定され、またしても嵐子が単独で半グレの巣窟に乗り込み・・・。

 栢のことになると、途端に無鉄砲になる嵐子。

家族を大切にしているわりには両親には相談しないんですよね。頼りないと思っているのかな😥

嵐子をレイプするようにけしかけるクズたち。キレた栢が嵐子を外に逃がした後、男たちに襲い掛かり・・・。

 戻ってきた嵐子がナイフを手にした栢を身を挺して止め・・・。

危ない目に遭いながらも必死に自分を連れ戻そうとする聖女・嵐子についに栢が根負け!

ひれ伏し懺悔する栢を嵐子が優しく包み込み・・・というところで次回へ。

普通じゃない家族の共依存物語として、弟を救う嵐子。

誠実でかっこよくて非の打ち所がない恋人よりも家族を取ったわけだけど、栢が嵐子を想う気持ちとは別物。果たしてそれでうまくやっていけるのか。

一方的な振られ方をした南須くん。気の毒だけど、早めに開放されてむしろ良かったのかも。嵐子の振り方にモヤモヤ。せめて感謝の気持ちとかちゃんと伝えてほしかったなぁ。

南須くんに幸多からんことを。



第38話

南須くんがポジティブすぎることに違和感が拭えず...。

嵐子に懺悔した栢は金槌を持って南須くんを待ち伏せ。

嵐子を返してもらったから、特別にこれで殴っていいと告げる栢。

そんな栢に南須くんは勝負続行を宣言。

まだ南須くんルートが消えてないってこと...?😥




第39話

嵐子にべったり引っ付き虫の栢。

まだチャンスがありそうだと思い直してアピールを再開する南須くん。

当の嵐子は初恋の人・南須くんへの想いに蓋をし、手のかかる弟・栢に100%集中するべく奮闘。

本能の部分では栢に迫られることに違和感や抵抗感があり、反射的に拒否しているのに”栢のため””家族のため”と無理やり自分を納得させ、過度なスキンシップと束縛を許す嵐子。

うーん、ちょっと気持ち悪くなってきたなぁ。

この物語はどこに向かっているんだろう。。。


第40話

朝、首に2箇所くっきりと残ったキスマークを洗面台で確認して困り顔の嵐子。湿布か何かで隠そうと思っていたら、後ろからハグしてきた栢に今度はうなじを思いっきり吸われ・・・。

明るいところにはもう戻れないと諦観する嵐子。元のぼっちに戻って誰とも関わっていないから安心してくださいと嵐子に告げられた栢は意外な行動に出て・・・。

嵐ちゃんが一人でいると思うとなんか嫌だったからと、いつものメンバー(南須くん、心羽、男子2人)に文化祭の招待券を渡し、皆で来ればと声をかける栢。

栢の思わぬ計らいに感動して涙を流す嵐子。

うーん、栢の身勝手さは言わずもがなだけど、嵐子も相当歪んでるな。

放っておけない義弟・栢がそうして欲しいと言ったら、たとえ間違ったことでも従ってしまい、これまで築き上げた交友関係を簡単に切り捨ててしまえるんだなぁ...。


春の嵐とモンスター 6






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