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2025年9月1日月曜日

『レッドムーダン』第10巻(第68~75話)ネタバレ感想【園沙那絵】

グランドジャンプ 2025 No.4
掲載誌:グランドジャンプ

趙国公・長孫無忌(李世民の義兄で故・長孫皇后の兄)と手を結び、鄭賢妃を四妃から引きずり降ろそうと画策する燕徳妃が陛下遠征中に罠を仕掛けてきて・・・。

第68話「対面」
第69話「懐に入る」
第70話「来訪者」
第71話「追跡」
第72話「引誘」
第73話「騙し合い」
第74話「再会」
第75話「変わっていく事 変わらない事」


 燕徳妃に近づくために懐妊騒動を逆手にとる武照。さっそく燕徳妃から呼び出しがかかり・・・。

懐妊の祝いとして十万銭と銀子を用意していた燕徳妃に対し、妊娠は誤りであったことを伏して詫びる武照。

次の瞬間、燕徳妃のワガママ息子・李囂が癇癪を起して騒ぎ出し・・・。

一度泣き出すと手を付けられなくなる李囂を燕徳妃が持て余す中、武照が機転を利かして将軍からもらったという鞍を李囂にプレゼント。するとぴたりと泣き止む李囂。四つん這いになり、お馬さんごっこに誘う武照。

手下だった白石家より使える女だと武照に興味を示す燕徳妃。子供の扱いになれた武照に李囂の教育係をしてほしいとオファーし・・・。

武照がしばし固まっていると、子のない女(鄭賢妃)ではなく私に付かないかと言っていると返事を促す燕徳妃。私で良ければ喜んでと答える武照。

ただ、自分だけでは皇子の老師として心もとないので才女の徐恵と共に教えることを願い出る武照に対し、許可するかわりに必ず漢詩発表会で李囂に一位を取らせるようにと要求する燕徳妃。

かくして徐恵とともに李囂の教育係になる武照。李囂は愚鈍な我儘皇子と思われているけど、飲み込みは悪く無さそう。ちゃんと勉強していなかっただけで、性格も更生の余地あり。武照と馬が合うようですね😊

武照が敬愛する鄭賢妃を裏切るはずがないので、これも作戦のはず。敵陣に飛び込んだ武照の次の一手に期待!と思っていたら、その矢先に再び凄惨な事件が発生。

燕徳妃と密会していた人物が無残な死体となって後宮の裏門の外に遺棄されているのを目撃する武照。

口封じのために燕徳妃に消されたと思われる謎の女性の素性を調べていると、その動きを燕徳妃側に察知され、逆に罠をしかけられてしまい・・・。

門番から話を聞くために裏門に向かった武照を男たちが襲撃!そこに助けに入ったのはなんと幼馴染の躑仁輝!

シリーズ初期に“躑少年”として登場していた彼。長らく姿を見せていませんでしたが、ここにきて劇的な再会!

仁輝は例の事件現場で身分の高い女性が使う扇子を拾い、後宮の門番に預けようとしていたところで騒動を目撃。

ただ、二人が言葉を交わす前に鬼の形相をした燕徳妃がやってきて、こんなところで何をしていると武照を咎め・・・。

罠に嵌められたことに気づいた武照はとっさに機転を利かせ、失くした扇子をこの者(仁輝)に探してもらっていたとその場を取り繕うことに。仁輝が話を合わせてくれたことで何とか切り抜ける武照。

燕徳妃たちが去り、二人きりになると数年ぶりに言葉を交わす二人。皇帝の妃と最下級の一府兵。距離を取り、平伏する仁輝。

昔みたいに接してと武照から求められた仁輝が相好を崩し、幼馴染みとしてこれまでのことを報告しあう二人。

仁輝が守衛として街をパトロール中に舌を抜かれた女性の遺体とその扇子を見かけたことを伝えると、武照の表情が一変。殺された女性のことを極秘に調査してほしいと仁輝に依頼し・・・。

外部に心強い協力者を得て捜査が一気に進みそうですね!😊




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