
燕徳妃の秘密を暴くために徐恵と慶鈴の協力を得て夜伽帳を盗み出した武照だが、極秘作戦を遂行中に敵側に見つかってしまい・・・。
第84話「無能の女」
夜伽帳が改ざんされていたことから、李囂が皇帝の実子ではない可能性が高まり、証拠を手元に残すために急いで伽帳を書き写していたところを密告され、拘束されてしまう三人。
連行先で待ち構えていた長孫無忌によって三人は苛烈な拷問を受け・・・。
首謀者とされた武照は才人の位をはく奪され、笞杖百叩きの刑と奴婢への降格、徐恵と慶鈴も笞杖の刑を言い渡され・・・。
笞杖の描写が痛々しなぁ。せめて命だけは助かってほしい。武照以外の二人が無事に生き残れますように、と祈っていたら、そっちかぁという展開に。
三人が痛めつけられているところに燕徳妃が現れ、それ以上は可哀そうだからおやめになってと制止。若い妃の過ちは大目に見るべきだが、妃たちをまとめることができなかった管理者(鄭賢妃)は罰を受けるべきだと進言する燕徳妃。
事態を把握した鄭賢妃は長孫無忌に頭を下げ、三人への処罰を取り下げるかわりに、自分が四妃の位を降り、後宮を去りますと毅然とした態度で告げ・・・。
激しく動揺した武照が何もかも私の責任ですと口を挟むが、管理者である私の能力不足が招いたことだと鄭賢妃の意思は固い様子。
仲間が犠牲になる最悪な事態も想定していたので、全員無事でひとまず安堵。皇帝からの信頼が厚い鄭賢妃は帰京後に呼び戻されるはずだし、最悪な事態の中ではまだマシな結果になったのかな。



掲載誌:グランドジャンプ
