
👸登場人物
・キャロル・・・ヒロイン
・メンフィス・・・ヒーロー
・アイシス・・・メンフィスの姉。キャロルの宿敵となる人物
・ライアン・・・キャロルの兄(重度のシスコン。というか…)
1巻のメンフィスはただの怖い人😅
舞台は20世紀のエジプトの首都、カイロ。アメリカの大富豪令嬢のキャロルは、大好きな考古学を学ぶために、カイロ学園高等部に留学中。誠実な恋人のジミーや学友に恵まれ、楽しい毎日を過ごしていた。そんなある日、父の会社リード・コンツェルンが出資する王家の谷の発掘現場から見つかった新しい王のミイラが何者かによって盗まれてしまう。
メンフィス王の墓を荒らしたことで、一緒に眠っていた王の姉・アイシスが怨念を抱いて現代に甦り、発掘現場の出資者である父・リードを殺害しようとする。さらにその娘キャロルや兄・ライアンにまで魔の手を伸ばしたアイシスは、一番隙の多かったキャロルを古代エジプトへと連れ去ってしまう。
古代エジプトの王宮に突然出現したキャロルは、暗殺者を断罪しているメンフィスと遭遇。アイシスの嘘の証言で暗殺者の一味と疑われ、危うく殺されそうになるが、幸いにも寸前で現代に再びタイムスリップ。王家の墓の発掘現場で目を覚ますキャロル。
その後、メンフィスのミイラ探しとリード家殺害のため、アイシスが再び現代へとやってきて、コブラの毒で父のリード氏を殺害。キャロルも毒にやられるが、ジミーの迅速な処置で一命を取り留める。
偶然とはいえ、ジミーの祖父・ブラウン教授の指揮で、粉々に砕けた古代の呪術板が着々と復元されつつあることが功を奏し、呪縛を恐れたアイシスは完成する前に退散しなければならなくなった模様。怒りが収まらないアイシスは、せめてリード・コンツェルンの社長を継いだ長男ライアンを苦しめようと、自分が帰るときに、最愛の妹キャロルをまたもや古代へと引っ張り込むのだった。

『王家の紋章』単行本&雑誌連載 最新話 ネタバレ感想の一覧はこちら
一部の電子書籍ストアで1~15巻が無料!
6/27まで↓


🆕15巻まで無料!6/27まで