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2013年9月28日土曜日

伊吹楓『桃色・視線』

作品名: 桃色・視線 (フラワーコミックス)
漫画家: 伊吹楓
出版: 単行本全1
電子書籍
ジャンル: 恋愛 高校生

[初出情報]
表題作は『少女コミック(Sho-Comi)』2005年15号掲載。単行本全1巻。

[内容紹介〕
写真部の森羽(しんわ)に恥ずかしい写真を撮られちゃった巴(ともえ)。返してほしければフォトコンテストのモデルになれ? しかも衣装は コスプレで?? こうなったら、モデルのフリしてネガを奪ってやる! だけど、森羽ってふだんはアホっぽいのにカメラに関しては大マジメ…って巴、何をドキドキしているの――!?

[電子書籍・試し読み]
 桃色・視線 試し読み

[評価・感想]
表題作の他に短編4編収録。鮮やかなカバーの絵に惹かれてポッチった初読み作家さん。中身は絵にばらつき有。そして、内容は・・・。女子が読むより、男子が読む方が楽しいんじゃないだろうかというくらい、少女の胸が露なシーンがわんさか・・・。

高校生ヒロインが「セフレでもいいからそばにいさせて」って・・・。掲載誌が、全国PTAで「子どもに読ませたくない雑誌」第1位になっただけあります。

物語の本筋がしっかりとしていて、性描写が愛するもの同士の営みとして、あるいはトラウマなどの別の意図を持って、物語の流れの中に自然なかたちで組み込まれているのではなく、そっち系をメインにした、いわばセフレのように「やってるだけ」の作品というのは、大人よりもはるかに感受性が高く、純粋な少女たちには需要が少ないと思うのですが・・・。

そして、そういう少女向け漫画に見られる、拙い、露骨な性描写は、大人が読むと、これまた不愉快なんですよね。

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