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[初出〕
『週刊少女 コミック』(小学館)にて1987年~1989年連載。単行本(1988~1989)全7巻、文庫版コミック全3巻。
[内容紹介]
合気道と琴が得意な桃花(ももか)は、6人兄妹の末っ子で、田中家唯一の女の子。超シスコンの起(はじめ)、承(しょう)、転(てん)、結(むすぶ)と、 年子で同級生の余一(よいち)を兄に持つ。そんな桃花が余一の合気道のライバル・史朗(しろう)に恋をした! かわいい妹の初恋に”起承転結”は大騒ぎ!!
[感想]
台湾ドラマ経由で知った原作コミックですが、すごく面白かった~~~。
桃花に何かあるたびに五男の余一が兄たちからぼこられて非常に理不尽なんですけども、ちょっと風変わりなスポーツ少女・桃花と彼女を取り巻く周囲の人たち―強烈なシスコン兄たち、恋のライバルのお嬢様、硬派で好感度抜群な桃花の初恋相手、顔は良いのに気障で変人っぽい先輩等々―、登場人物たちのキャラがまさしく80年代少女漫画の王道!シスコン兄たちに過保護に溺愛されて育った桃花がうるさい兄たちの干渉をかいくぐって初恋相手と愛をはぐくんでいく様子が、コミカルに、実に可愛らしく描かれていて、とても楽しいです。