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2017年4月28日金曜日

千歳四季『蒼竜の側用人』第1巻・2巻ネタバレ感想

作品名 : 蒼竜の側用人
漫画家 : 千歳四季
出版  : 既刊2巻
ジャンル: ファンタジー 竜 巫女
トーン : ほのぼの せつない
試し読み: 蒼竜の側用人

[あらすじ]
生まれ育った村に居場所を無くした巫女・ルクル。村を飛び出した彼女が得た仕事は、アズファレオ王国の宮殿に棲む一匹の竜の世話だった。気性の荒い竜・ユリウスに初めは恐る恐る接していたルクルだったが、少しずつ彼の不器用な優しさに気付きはじめる。そして、次第に明かされる王国と竜を巡る秘密とは……? 少女と竜が織りなすファンタジー・ロマンス!

[感想]
2巻までの感想。竜×巫女という組み合わせ。ファンタジー好きの好奇心をそそる題材で、健気なヒロインとツンデレ王というキャラクター設定も魅力的なのですが、物語の背景や世界観がアバウトすぎるのがもったいないなと思いました。

物語の舞台となる王国がいったいどんな社会構造なのか、想像が広がって行かないところが惜しいなと。

微笑ましい二人のやりとりにスポットを当てて丁寧に描いていくのは少女漫画のニーズに沿ったものと言えますが、もう少し王国全体のイメージが掴めるように国の成り立ちや前王時代の謀反のことなどを絡めて描いた方がより引き込まれる作品になるのではないかと思いました。


蒼竜の側用人


蒼竜の側用人 2


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