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2019年3月16日土曜日

すもももも『亡国のマルグリット』第1巻つづき 第5話あらすじ(『月刊プリンセス』2018年12月号)


亡国のマルグリット 2

 衛兵から逃れようとして脇道から大通りへ走り抜けたマルグリットは、王妃の行幸中の馬車の前に行く手を阻む形で飛び出してしまい・・・。

追いかけてきた衛兵たちに取り押さえられるマルグリット。騎馬隊の護衛官はマルグリットのことをルナリアの残党だと報告してきた衛兵たちに、先ほど逃走した傷のある男とは似ても似つかぬと訝しそうに問いただすが、仲間に違いないと進言する衛兵たち。

すると馬車の中から王子の声が。その者が賊である証拠はないと言い、男にマントをもらったと主張するマルグリットを釈放するように命じる王子。本来なら行く手を阻むだけで不敬罪だ、お咎めがないことをありがたいと思えと護衛官がマルグリットに言い渡し、王妃と王子を乗せた馬車が動き出す。

馬車の中。王妃と対面で座っているのはやはりルネ。王子が口を出すなんて珍しいと話しかける王妃。無関係の者を巻き込みたくないだけですと仏頂面で返答するルネ。

その夜、マルグリットの働く酒場では、逃亡中のルナリアの元騎士に多額の懸賞金がかけられている話題でもちきりに。そこまでして男を消したがるルビニス伯はよほど都合の悪いことを知られているのだろうと噂する客たち。

酒場から身を寄せている親方宅に戻るルネとレオ。なんとそこにいたのはお尋ね者の負傷したルナリア人。人の好い親方が匿っているのだとか。そのことをマルグリットに話すべきか相談するレオ。どうして?と驚いた顔をするルネ。

マルグリットは自分からあの男をかばったように見えるから教えてあげた方がいいのではないかというレオ。マルグリットの場合は自分たちを助けたように困っている人を見捨てることができずに手をかしただけだと思うと返答するルネ。

仕事がお休みのある日、ルネとレオから市場に連れ出されたマルグリットは、そこでルネたちの友人たちと遭遇し、領主館で開かれる仮装パーティに潜入しようと誘われ、半ば強引に連れていかれることに。

仮装パーティにはロレンディア王妃とルビニス伯も参加。マルグリットはロレンディア王妃のつけた豪華なルナリア産の真珠のネックレスを目にした途端、衝撃を受けてよろめき始め、ふらふらと王妃の方へ歩きはじめるマルグリットを目にしたルネがあわてて止めようとするが・・・。

あきらかに様子がおかしくなったマルグリットの腕を引っ張り、外(他の部屋)に連れ出すルネ。あの真珠はお母様が持っていたもの。曾祖母から代々譲られて、マルグリットが受け継ぐはずだった大切な真珠。 言葉にできずに「真・・珠」とだけつぶやき涙するマルグリットをそっと抱き締めるルネ。

マルグリットが落ち着きを取りもどし、二人が部屋を出ていこうと動き始めた次の瞬間、ルビニス伯に付き添われて王妃が入ってきて・・・。

あわてて調度品の後ろに隠れる二人。 王妃の手に接吻し、愛をささやき始めるルビニス伯。ギョッとしたマルグリットが隣をふとみると、ルネが冷や汗をかいてひどく具合が悪そうにしていて・・・。

つづく

摩訶不思議なルネ。

マルグリットたちと一緒に市場に行ったはずなのに、いつの間に盛装して馬車の中へ?

ルネは王宮と市井を自由に行き来することが許されているのかな?王妃に見つからないように隠れているところを見るとお忍びなのかもしれませんが。お伴は乳兄弟のレオだけ?しかも今は親方の家に下宿?王子のルネがなぜそんな自由が許されているのか気になります。


プリンセス 2018年12月号



亡国のマルグリット




亡国のマルグリット 2







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