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2022年7月21日木曜日

大政喜美子『コンシェルジュ江口鉄平の事件簿』 超合本版第1巻ネタバレ感想


作品名 : コンシェルジュ江口鉄平の事件簿 超合本版
漫画家 : 大政喜美子
出版  : 現在6巻
1巻:青泉社 (2020/12/1)
ジャンル: サスペンス
トーン : シリアス
試し読み: コンシェルジュ江口鉄平の事件簿 超合本版

[あらすじ]
事件を呼ぶホテルマン・江口鉄平と職場の仲間達がどんな小さなトラブルも親切丁寧に対応・解決してくれる、ヒューマンミステリー!!

[感想]
単行本1~3巻(第1話~16話)収録。 

コンシェルジュが宿泊客のトラブルや事件を解決する1話完結のサスペンス・オカルト・お仕事漫画。

表紙の余裕ありげな表情から、てっきり経験豊富なコンシェルジュのお話なのかと思ったら、まだ2年目の新米コンシェルジュが主人公でした。経験不足をフットワークの軽さと度胸でカバーする熱血漢。

サスペンスや人間ドラマとして面白いエピソードもありましたが、唐突なオカルト要素(この世に未練がある幽霊等)に困惑させられたり、コンシェルジュとしての仕事の域を超えた越権行為にモヤモヤしたり、共感できない部分も少なからずあったので、だんだん違和感の方が大きくなっていき、ストーリーに集中できなくなりました。 

 殺人未遂事件が発生したのに宿泊客が穏便に済ませたいと言ったら、犯罪行為に目を瞑る支配人やスタッフたち...。そんなホテル、怖くて泊まりたくないなぁと。

 恋愛要素は2巻までなく、3巻に少しだけありました。主人公に腐れ縁の恋人がいたことが15話で判明。国内外を飛び回る破天荒なスポーツ記者。うーん、このエピソード必要だったのかな?お人好しな主人公のことをキープして自分勝手に生きているだけの女性にしか見えなかったのが残念。


コンシェルジュ江口鉄平の事件簿 超合本版


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