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2022年7月8日金曜日

柴宮幸『呪い子の召使い』第8巻第38話あらすじ&ネタバレ感想


街で不可解なことが続き、王宮の呪い子が災いを運ぶとの噂が立つ中、刺客に襲われるアルベールとレネ。最悪なタイミングでレネが呪い子だとバレてしまい…。

王宮への不信感をあらわにする民衆の不満を抑えるために王宮を追放され、牢に入れられるレネ。牢にギョームがやってきて、レネに感謝の言葉を口にしながらアルベール王子の側仕えを解任することを告げる。粛々と事態を受け入れ、面会に来たフーにアルベールのことを託すレネ。

なぜレネを追放したのか、考え直してくださいと父王に直談判するアルベールだが、父王は事態の収束が最優先だときっぱり。王子なら国を取るか、一人の召使いを取るか、分かるだろと言われて愕然とするアルベール。

こっそり牢を訪れるアルベールに自分の想いを告げるレネ。離れていても心はずっとアルベール様のお側にと。アルベールが目指す「呪いとともに生きられる世の中」が実現できたときには、一緒にいられるというレネに、片時だって離さないと告げるアルベール。

アルベールの狂おしい想いが伝わってきてドキッとするレネ。主従愛だけでなく、二人が両想いだというのが伝わってくるシーン。そっち方面に疎いレネにもちゃんと恋心が芽生えているんだなと。

レネが追放されるまでにはまだ時間がかかるはず、それまでに打開策を見つけようとするアルベールだが、ロザリーからレネの国外追放が既に執行されたことを告げられ・・・。

ロザリー、ジゼル(宰相の妹)、フーの後押して王宮を脱出するアルベール。

シリアスなシーンが続いています。ラスボスらしき美青年の呪い子がレネに接触。

二人はこのまま本当に離れ離れになってしまうのか、アルベールに何か策はあるのか、どっちなんだろう。続きが気になります。


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