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2024年9月26日木曜日

『たまのこしいれ ―アシガールEDO―』第3巻(第15話・16話)ネタバレ感想【森本梢子】


ココハナで連載中

晴貴と会うとドキドキそわそわする月。自分が恋していることに気づいた月は・・・。

晴貴も明らかに月を気に入っている様子で、良い雰囲気になりかけたところでドタバタ発生。 参勤交代の人質として江戸に住むように言い渡され、急ぎ江戸に発つことになった晴貴。江戸に着いたら迎えの者を寄越すと言われた月は動揺。半月後には未来に戻らなくてはいけないのにと。

次の満月には未来に帰らなくてはいけないから、もう晴貴に二度と会えないと思うと浮かぬ顔になる月。 そんな中、天光院(晴貴の祖母)が月を呼び出し・・・。


目次:
第15話のレビュー
第16話のレビュー


第15話

着替えもせず、ダラダラと過ごしていた月は呼び出しを受けて大急ぎで身だしなみを整えて天光院に会いに行くが、遅いと一喝される月。腑抜けてだらしなく過ごしていたことを見破るおばあちゃまw

側室の座を狙う例の女・菊乃が先に江戸へ発ったことを告げ、油断するでないぞと助言する天光院。菊乃の件だけでなく、晴貴を心配する天光院はお倉(晴貴父の後妻)がまた何か仕掛けてくるかもしれないと警戒中。頼みますぞと天光院から声をかけられた月は思わず承知して・・・。

いなくなるのに承知してどうするんだと自問自答しつつも、あの女はいかんと立ち上がる月。とりあえず江戸に行こうと決断した模様😉

江戸で晴貴に全部話し、菊乃を追い払い、お倉の罪を暴いて晴貴の安全を確保することが先決だと。その後のことはその場で臨機応変に対処するしかないと開き直る月。

菊乃よりも先に江戸につけるように天光院が手配してくれたおかげで、あっという間に江戸に到着した月だけど、なんと菊乃は既に前日に江戸入りしていたことが判明。高速移動で大揺れの籠に必死に耐えた月は唖然。この人どんだけ急いだのとw

そして、ついにお倉と初対面を果たす月。目の下にホクロがある妖艶な女性。邪魔な晴貴の正室ということで慇懃無礼な態度を取られ、さっそく嫁いびりされててしまう月。

晴貴との再会は次巻以降に持ち越し。 情報元がお倉なので真偽は不明ながら、晴貴と父(藩主)はお役目で江戸を離れて戻って来るのは二日後とのこと。 晴貴と月のやりとりが早くみたいなぁ💓


第16話

先発の菊乃に1日遅れて江戸屋敷に到着する月。晴貴と藩主がお役目で不在のなか、藩主の側室・お倉に嫁いびりされた月は布団や荷物が積み上げられた物置部屋に案内され・・・。

まだ寝所の準備できていないからと見え透いた嘘をつかれ、運ばれてきた夕餉の膳もご飯と漬物だけ。幕府より倹約令の公布があったから贅沢は控えるようにとのお倉の言葉が伝えられ、怒り心頭の月。

お倉本人も質素倹約に努めているなら分かるけど、別室のお倉の夕餉の膳は5品もある贅沢なもの。

鼠がいる物置部屋で過ごす羽目になった月は一睡もできず、げっそり。食事も十分ではないため、心配した侍女が自分の分(梅干しとご飯)に手を付けずに月に差し出すが、食欲がないと青白い顔。

玉姫付年寄りの葛葉がそんな月を叱咤。これくらいのことで弱音を吐いてはなりませんと。明日には若君もお帰りになると言われ、それじゃ今夜もここで寝るのかと月がうんざりしていたら、なんと予定より1日早く殿と晴貴が帰宅😉

殿が帰宅する前に月を別室に移すつもりだったお倉は大慌てするかと思いきや、平気で嘘をつき・・・。

玉姫が物置部屋にいたのはなぜかと殿から追及されたお倉は寝所の支度が間に合わず客間を使うように申したが、遠慮されて物置部屋に入ったと発言。あきれる月だけど、ここで言い争っても良いことはないと丸く収めることに。

そんな中、お倉の息子で晴貴の異母弟の虎丸初登場。ぶちゃいくでおバカ丸出しの子供w

殿が月のために用意してくれた新居は美しい装飾が施された広い部屋。部屋まで案内してくれた晴貴から会いたかったと言われ、嬉しそうに頬を染める月。晴貴は月が到着したとの知らせを聞き、急いで戻ってきたとのこと。

 満月まであと2日。月は一度未来に帰らなくてはいけないけど、またすぐ戻ってくると続投宣言。人が良すぎる晴貴をこんな鬼のすみかに一人残して帰れないと。事情を知っている葛葉たちもそれに同意。

両親は反対するだろうけど、なんとか説得して戻って来れますように。



たまのこしいれ ―アシガールEDO― 2



たまのこしいれ ―アシガールEDO―



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