
20話は南須くん視点。
いつものように嵐子を迎えに来た栢が往来で南須くんに見せつけるように嵐子にキスして・・・。
栢のことをただのブラコン弟かと思っていた南須くんは内心プチパニック状態。その後、モンスター栢に待ち伏せされ、胸倉をつかまれて壁際に追い詰められる南須くん。
嵐ちゃんは俺のなんだよ、さっきので分かっただろと恐ろしい形相で威圧する栢。それに対して春野さんが困っていたと反論する南須くん。
二人が両想いで同意のもとでああいうことになっているなら口出す権利はないけど、そうはみえなかったと。好きな子の気持ちをもっと大事にしろよと南須くんから諭され、ものすごく不機嫌そうに去って行く栢。
いつも温和でヘタレ気味な南須くんだけど、こういうところがポイント高いんですよね。誠実でいざというときには頼りになる男。
それに比べるとお子ちゃまメンヘラ栢はほんとどうしようもないけど、南須くんに言われたことを結構気にしていて、嵐子の気持ちをなるべく尊重しようと少しずつでも変わる努力をしているところが可愛かったですw
21話も南須くんとのやりとりが多め。読者から見たら、もうとっくに片想いの当て馬ポジにいるのに、ここにきてようやく自分の想いに気付く天然な南須くん。高校生らしくていいわぁ。
22話は栢のプレゼント大作戦。栢が嵐子の誕生日プレゼントとして選んだのは・・・。
嵐子が本当に喜んでくれそうなものをあげたいとリサーチする栢。悩んで選んだものが素朴だけどロマンチックでグッときたなぁ。嵐子にしか見せない無邪気な笑顔にも💗
23話は心羽視点のお話。ぼっちだった嵐子と女友達がいなかった心羽の友情譚。

