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2023年12月7日木曜日

灰原薬『応天の門』第17巻(第94話・95話)ネタバレ感想(月刊コミックバンチ 2023年1月号・2月号)


応天の門 17巻

藤原高子、屋敷に吉兆が現れる事 ㈠㈡:

 多美子姫(藤原良相の娘)が入内して1年、帝の寵愛を受けながらもまだ子宝に恵まれず・・・。

そんな中、藤原高子の屋敷の門前に白い蛇と白い亀が同時に現れる珍現象が。これは吉兆に違いないとさっそく大殿(高子の叔父・良房)に報告する爺。 

その直後、ずっと決まらなかった入内の日取りが来月晦日に決まったと兄・基経に告げられる高子。

取り乱すことなく静かに受ける高子だけど、一人になると業平への想いが隠し切れず・・・。

書を届けに来た菅原家の女房・白梅への別れの挨拶にほろりとしていたら、水面下で騒動発生。

下男が高子の屋敷に現れた白蛇と白亀を捕まえたところ、両方ともすぐに死んでしまい、それとほぼ時を同じくして屋敷で働く者たちが次々と目の痛みや肌荒れなどの体調不良に見舞われて・・・という展開。

女房の山路たちが警戒していたところ、侍女の桃里が井戸に白い粉を入れているのを目撃。

白梅が騒動について道真に報告していたので、いつものように道真がこっそり解決する流れになるんだろうなと思っていたら、今回は高子が見事な裁き!

女房の瀬戸が兄・基経の間者で一枚噛んでいたようで。一刻も早く入内させたい基経の指示とは思えないので、褒美欲しさに暴走したのかな。しばらく泳がせておいて強烈なしっぺ返しをお見舞いする高子が格好良かったです😝


応天の門(17)






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