メンフィスの宿敵・イズミル王子、愛されキャラの忠臣・ウナス初登場。
古代にいた頃の記憶をなくしたキャロルはすっかり元気になり、カイロ学園に復学するものの、時々自分を呼ぶ男の声や不気味な幻聴に悩まされていた。そんな中、またもや遺跡で奇怪な殺人事件が発生。被害者は王の墓の盗難品を売っていた男で、死体はミイラにするときと同じ処理方法だった。このままカイロにいると妹がノイローゼになるのではないかと心配したライアンはアメリカに連れて帰ることにするが、どうしてもエジプトを去りたくないと思うキャロル。
アメリカ帰国前、兄の許しを得て教授、ジミー、学友とアブ・シンベル大神殿を見学するキャロル。しかし、そこで待っていたのはまたもやアイシス（呪術版は復元されていなかったということ？）。最愛のメンフィスが夜も眠れずに狂ったようにキャロルを探し続けることを気に病んだアイシスは、キャロルの死体を見せれば納得するはずとキャロルを殺すために再び現代へとやってきたのだった。アイシスに首を絞められそうになったキャロルは、崖から転落してまたもやナイル川へと吸い込まれていく。
古代のナイル川河畔に流れ着いたキャロルをミヌーエ将軍が発見する。報告を受けて喜び勇んでやってきたメンフィスだったが、メンフィスのそばにいたくないとミヌーエ将軍に泣きついているキャロルの姿を見てショックを受け・・・。
嫌がるキャロルを無理やり王宮に連れ帰るメンフィス。夜になっても、自分は未来人だとナフテラ女官長に訴え、逃亡を図ろうとするキャロルに激高したメンフィスは、キャロルを苦役を強いられる囚人牢に投獄。出して欲しければ、ひざまずいて許しを請えと言い残して去っていく。
屈辱と怒りに震えたキャロルは絶対に許しを請わない、弱音は履かないと心に誓う。慣れない砂漠の強烈な日差しは辛いが、ウナスという好青年がキャロルを守ってくれた（ウナス初登場😊）。王宮と違い、囚人牢にはちゃんとした飲み水がなく、囚人たちは岩肌を流れる泥水を口にしていると知ったキャロルは、ウナスたちに協力してもらい、汚水を小石で濾過し、明り取りの火で沸騰させて綺麗な水に変えた。キャロルを「ナイルの女神の娘」と口々に称える囚人たち。
キャロルをひそかに観察していたイムホテップ宰相は、彼女の英知と優しさに感心し、エジプトを守るために現れるという伝説の金色の娘だと信じ込み、砂漠の苦役で死なせるのは惜しいとメンフィスに進言する。キャロルの身を案じ、許しを請うのを今か今かと待ち続けていたメンフィスは、その言葉に背中を押される形で、自ら迎えに行く決断をする。
迎えに来たメンフィスになおも抵抗するキャロル。揺ぎない態度で愛していると告げるメンフィス。
「私はあなたを愛していないわ」
「かまわぬ！私はお前を・・・愛している」
キャロルの唇を強引に奪い、あらがえば力でもって妻にすると告げるメンフィス。そんなことになれば、20世紀に帰れなくなると、青ざめるキャロル。
屈辱と怒りに震えたキャロルは絶対に許しを請わない、弱音は履かないと心に誓う。慣れない砂漠の強烈な日差しは辛いが、ウナスという好青年がキャロルを守ってくれた（ウナス初登場😊）。王宮と違い、囚人牢にはちゃんとした飲み水がなく、囚人たちは岩肌を流れる泥水を口にしていると知ったキャロルは、ウナスたちに協力してもらい、汚水を小石で濾過し、明り取りの火で沸騰させて綺麗な水に変えた。キャロルを「ナイルの女神の娘」と口々に称える囚人たち。
キャロルをひそかに観察していたイムホテップ宰相は、彼女の英知と優しさに感心し、エジプトを守るために現れるという伝説の金色の娘だと信じ込み、砂漠の苦役で死なせるのは惜しいとメンフィスに進言する。キャロルの身を案じ、許しを請うのを今か今かと待ち続けていたメンフィスは、その言葉に背中を押される形で、自ら迎えに行く決断をする。
迎えに来たメンフィスになおも抵抗するキャロル。揺ぎない態度で愛していると告げるメンフィス。
「私はあなたを愛していないわ」
「かまわぬ！私はお前を・・・愛している」
キャロルの唇を強引に奪い、あらがえば力でもって妻にすると告げるメンフィス。そんなことになれば、20世紀に帰れなくなると、青ざめるキャロル。
同じ頃、商人に扮したヒッタイトのイズミル王子が、妹のミタムン王女の仇をとるためにエジプト入りし、メンフィスの寵愛を受けるキャロルに近づこうと画策する。イズミル王子のことをただの異国の商人と思い込んだキャロルは、うまくいけば宮殿から抜け出せるかもしれないとイズミル王子からの密会の誘いに乗ってしまう。アイシスがその計画に一枚かんでいるとも知らずに・・・。
少し前まで隙あらば逃げる気満々のキャロルだったが、心境の変化が現れ始める？！
イズミル王子との約束の日、メンフィスが刺客に襲われ、肩を負傷したのを見てたちまち心配になるキャロル。メンフィスに命じられ、キャロルが傷の手当をし、なんだかちょっと良い雰囲気の2人😊
イズミル王子扮する「商人」に会いにいくキャロル。現れた男を見て、ようやく商人らしからぬ出で立ちだと気づくが、時すでに遅し。イズミル王子がキャロルを連れ去ったと知ったメンフィスは、烈火のごとく怒り、キャロルを無事に取り戻すために大急ぎで作戦を錬り・・・。
ヒッタイト船上。妹のミタムン王女の身に何が起きたのか問いただすイズミル王子。鞭で打たれて背中の皮膚が裂けても口を割らないキャロル。自分の一言でヒッタイトとエジプトの間で戦が起こることを恐れ・・・（メンフィスの寵愛を受け、エジプト王妃にと熱望されているキャロルを拉致した時点で明らかに宣戦布告でしょうに～😓）。
キャロルの痛々しい絶叫が聞こえ、心痛める一人の水夫がいた。密かに船に潜入したウナスだった。
大量の血痕が付着したキャロルの肩衣がメンフィスのもとに届けられる。早く助け出さなければと焦るメンフィス。 ナイルの姫がヒッタイトに奪われたことが民衆に知れ渡り、救出を求めて、大勢の民が宮殿前に押し寄せ・・・。
王家の紋章 3
大量の血痕が付着したキャロルの肩衣がメンフィスのもとに届けられる。早く助け出さなければと焦るメンフィス。 ナイルの姫がヒッタイトに奪われたことが民衆に知れ渡り、救出を求めて、大勢の民が宮殿前に押し寄せ・・・。
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