
ルカ初登場。メンフィスとキャロルは両想いになって初めての大衝突。恐ろしい修羅場に発展。
メンフィスへの想いに気づき、古代で生きる決意を固めたキャロルだったが、20世紀では母が心配のあまり床に伏し、兄ライアンやジミーが中心となって、キャロルの捜索を続けていた(消息不明になって数ヶ月経過)。家族のことを思うと胸が痛み、どうにかして無事を知らせる術があればと思い悩むキャロル。
キャロルの一日も早い回復を祈って女神の巨像を作らせるメンフィス。キャロルを「ナイルの女神の娘」と慕う民衆はこぞって協力し、巨像はわずか10日足らずで完成する。心のこもった贈り物に感涙するキャロル。
キャロルがようやく元気になってきたある日のこと、ネフェルマアト父王の墓が何者かによって荒らされたとの一報を受け、キャロルとともに王家の墓へ急行するメンフィス。第一発見者のルカと称する少年が被害状況を報告(ルカ初登場)。すぐに犯人が見つかり、その場で犯人たちを切り殺してしまうメンフィスを見たキャロルは絶叫。
キャロルの一日も早い回復を祈って女神の巨像を作らせるメンフィス。キャロルを「ナイルの女神の娘」と慕う民衆はこぞって協力し、巨像はわずか10日足らずで完成する。心のこもった贈り物に感涙するキャロル。
キャロルがようやく元気になってきたある日のこと、ネフェルマアト父王の墓が何者かによって荒らされたとの一報を受け、キャロルとともに王家の墓へ急行するメンフィス。第一発見者のルカと称する少年が被害状況を報告(ルカ初登場)。すぐに犯人が見つかり、その場で犯人たちを切り殺してしまうメンフィスを見たキャロルは絶叫。
貧しくて思わず罪を犯した者たちをなぜ殺したのかと詰め寄るキャロル。墓荒らしは死罪と定められていると答えるメンフィス。その返答に納得できないキャロルと押し問答が続き、なぜそんなに騒ぐ、こっちへこいとメンフィスが引っ張ろうとすると・・・。
人を殺した手で触れられるのはいや!と拒絶するキャロル。激しく口論になるメンフィスとキャロルに青ざめる臣下たち。王にさからうなどと狂気の沙汰だと呆気にとられるウナス。止めなければと焦るミヌーエ将軍。そんな臣下の心配をよそにキャロルは激高するメンフィスに一歩も引く気配がない。心ある王、尊敬できる王になってほしいから意見するのだと…。
キャロルを先に帰し、宮廷の自室に閉じ込めておけとウナスに命じるメンフィス。夕刻になり、メンフィスが帰宅。ウナスからキャロルは悪気はなかったはず、どうぞ穏便にと言われ、心配いたすなとおだやかに答えるメンフィス。どうやら怒りが静まった様子。
だけど何度呼びかけても、キャロルが部屋の扉を開けず・・・。
「開けろ!」「会いたくない!」の応酬(キャロル...😅)
ついにプッツンと音が聞こえそうなほど激高するメンフィス!
ついにプッツンと音が聞こえそうなほど激高するメンフィス!
ドアを蹴破り、キャロルをベッドへ突き飛ばして・・・。
押さえつけられても、なおも逃げようとするキャロルにますます腹を立てたメンフィスが力いっぱい腕を引っ張ると、次の瞬間、腕を抑えて呻くキャロル。
腕が折れてしまったらしく、苦しむキャロルを見て青ざめるメンフィス。メンフィスの大声を聞き、ウナスたちが飛び込んでくる。痛々しげに顔を曇らせ、キャロルを取り囲むウナスとナフテラ女官長たち。無言で突っ立つメンフィス。
平静を装って出て行ったものの、自室に戻って調度品を割りまくるメンフィス。
墓荒らしの通報者ルカがキャロルの召使にしてほしいと願い出て、骨折を治療する。ヒッタイトのイズミル王子に命じられてキャロルに近づくために墓を荒らした張本人。
メンフィスと分かり合うことができず、もう古代にはいられないと思ったキャロルは、ルカの協力を得て、王宮を逃げ出そうとするが、小舟でナイル川を移動中にメンフィスに捕まってしまう。怒りに震えたメンフィスは、逃亡を手助けしたルカを切り殺そうと剣を振りかざすが、キャロルは恐怖に慄きながらも全身でルカをかばうのだった。
再びメンフィスが剣を振りかざし、ビュッと風を切る音!そして、何かに突き刺さった様子。キャロルが恐る恐る目を開けてみると、メンフィスの剣は木舟に突き刺さっていた!次の瞬間、キャロルを抱き込み、ナイルに飛び込むメンフィス…。
ベッドの上。キャロルはメンフィスに口移しで水を飲まされ、目を覚ます。ナフテラ女官長からルカが無事だと告げられ、花が咲いたように顔をほころばすキャロル。メンフィスが初めて激情のままに人を殺さなかったと。
メンフィスとキャロルの婚儀が目前に迫り、焦ったアイシスはメンフィスに直談判する。キャロルと結婚したらきっと後悔させてやる、結婚をやめないのなら、このまま下エジプトへ帰還すると揺さぶりをかけるが、勝手にしろと言い放つメンフィス。下エジプトに戻ったアイシスは、隙を見てキャロルを生け捕りせよと命じるが・・・。


王家の紋章 5
押さえつけられても、なおも逃げようとするキャロルにますます腹を立てたメンフィスが力いっぱい腕を引っ張ると、次の瞬間、腕を抑えて呻くキャロル。
腕が折れてしまったらしく、苦しむキャロルを見て青ざめるメンフィス。メンフィスの大声を聞き、ウナスたちが飛び込んでくる。痛々しげに顔を曇らせ、キャロルを取り囲むウナスとナフテラ女官長たち。無言で突っ立つメンフィス。
平静を装って出て行ったものの、自室に戻って調度品を割りまくるメンフィス。
墓荒らしの通報者ルカがキャロルの召使にしてほしいと願い出て、骨折を治療する。ヒッタイトのイズミル王子に命じられてキャロルに近づくために墓を荒らした張本人。
メンフィスと分かり合うことができず、もう古代にはいられないと思ったキャロルは、ルカの協力を得て、王宮を逃げ出そうとするが、小舟でナイル川を移動中にメンフィスに捕まってしまう。怒りに震えたメンフィスは、逃亡を手助けしたルカを切り殺そうと剣を振りかざすが、キャロルは恐怖に慄きながらも全身でルカをかばうのだった。
再びメンフィスが剣を振りかざし、ビュッと風を切る音!そして、何かに突き刺さった様子。キャロルが恐る恐る目を開けてみると、メンフィスの剣は木舟に突き刺さっていた!次の瞬間、キャロルを抱き込み、ナイルに飛び込むメンフィス…。
ベッドの上。キャロルはメンフィスに口移しで水を飲まされ、目を覚ます。ナフテラ女官長からルカが無事だと告げられ、花が咲いたように顔をほころばすキャロル。メンフィスが初めて激情のままに人を殺さなかったと。
メンフィスとキャロルの婚儀が目前に迫り、焦ったアイシスはメンフィスに直談判する。キャロルと結婚したらきっと後悔させてやる、結婚をやめないのなら、このまま下エジプトへ帰還すると揺さぶりをかけるが、勝手にしろと言い放つメンフィス。下エジプトに戻ったアイシスは、隙を見てキャロルを生け捕りせよと命じるが・・・。

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