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2013年4月22日月曜日

細川智栄子『王家の紋章』雑誌2013年04月号あらすじ


月刊 プリンセス 2013年 04月号 [雑誌]

メンフィス王が行方不明との報を受け、エジプトでは極秘裏に捜索隊が編制され、全力を挙げて捜索が開始される。

 しかし、何の手がかりも得られず、月日ばかりが過ぎていく。今か今かとウナスからの便りを待ちわびているキャロルの不安は日増しに強まるばかりだ。

キャロル 「こうしている今もメンフィスの身に何事か恐ろしいことがおこっているわ!わたし心配で苦しくて・・・アドバラの奥地がどんなところかわたしの目で確かめたい。現地に行って何か小さな手がかりでも見つけたい!王宮でじっと待っているのはもう!たえられないわ」

ナフテラ「おお~姫さま・・・どうかどうかお心を・・・しずめてくださいませ。姫さま・・・わが王の大事!諸外国にけどられてはなりませぬ!民にも知られてはなりませぬ!姫さまの動きを皆が・・・見ておりまする。ミヌーエが・・・王のそばに付いておりまする。きっときっと王のお力になっておりましょう」

キャロルは、ミヌーエ将軍の母・ナフテラに説得され、なんとか冷静さを取り戻すのだった。

その頃、エジプトに潜伏中のトラキア王国のシタルケス王子は、配下の者に命じてナイル川から奥宮殿へ入り込む侵入路を調べていた。

アトバラの奥地に到着したウナス隊長からイムホテップ宰相宛に報告が届く。メンフィスは未だ見つからず、密林の中で案内人の死体を発見したというのだ。それを聞いた王弟(になりすました)ネバメンは・・・。

「おれにとってはこの上ない吉報だぜ!もしかしたら本当にメンフィスはアトバラの密林の奥で獣に喰われたか!メンフィスが死ねば・・・おれは・・・王に・・・」

ウナス隊長からの報告に、王宮がさらに混乱を極める中、ネバメンの野望が爆発する・・・!

『王家の紋章』第35部完
7月号に続く・・・



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