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2013年8月14日水曜日

細川智栄子『王家の紋章』雑誌2013年08月号あらすじ


月刊 プリンセス 2013年 08月号 [雑誌]

メンフィス王が行方不明との報を受け、混乱するエジプト王宮。ウナス率いる捜索隊からの報告を待ちわび、不安な思いで過ごすキャロルだが・・・。

その頃、聖なる山・エルジャスの山中では、療養中のイズミル王子がメンフィスが行方不明との報を受け取っていた。

「将軍!ひそかに兵を出してアトバラの地を調査させよ。この重大事。ルカの報告によりいまはそなたとわたししか知らぬ。いずれ諸国がこの重大事を知るところになろうが・・・いまは伏せよ将軍。よいか・・・姫のために・・・・(姫は・・・苦しんで・・・おろう。真実を知りたい。メンフィスよ、アトバラ地の何処へ消えたのか。姫に会いたい。妖かしであろうと姫は・・・わが妃)」

一方、エジプトに潜伏中のトラキア王国のシタルケス王子は、キャロル暗殺計画を実行に移すため、王宮への侵入を企てる。少人数の兵士をつれ、ナイル川を引き入れれる水路の穴から王宮へと侵入する計画を立てるシタルケス王子だが・・・。

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