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2018年9月7日金曜日

[王家の紋章]雑誌『月刊プリンセス』2018年7月号


プリンセス 2018年7月号

トラキア王に連れ出された銅山見学の途中で、人の悲鳴のような不気味な声が奇岩山から聞こえてくるのを耳にし、不審に思うイズミル王子。だが、他に気に掛ける者はいない様子。トラキア王は、イズミル王子と心を交わしたいと願うタミュリス姫の気持ちをくみ、花の咲く南の砂丘をまわって帰城しようと提案し、タミュリス姫を喜ばせる。

 銅山を下山中、北方のゲダイ族の捕虜が、鞭でうたれながら歩かされているところに遭遇したイズミル王子は、咳をして具合の悪そうな捕虜に向かってそっと薬を投げ渡す。

花咲き乱れる美しい丘を案内するタミュリス姫を尻目に、キャロルに想いを馳せるイズミル王子。その様子を感じ取ったトラキア王は、キャロルへの憎しみをますます燃え上がらせるのだった。ちょうどその頃、恐ろしい悪意をテレパシーで受信したキャロルは、恐怖に慄き、メンフィスを呼ぶ。心配して駆け付けたメンフィスは、キャロルを強く抱き締め、こうなったら自らトラキアに乗り込んで決着をつけてやると意気込むのだった。

帰国の途につくヒューリアを見送ったキャロルは、メンフィスとともに、香の取引先であるアトバラの大商人ゲブレと対面する。

一方、ネバメンとペルトが出てくるのを辛抱強く見張っていた脱獄仲間は、ついにペルトが王宮から出てくるところを目撃し、隙をつき拉致して問い詰めるが・・・。



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