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2018年9月8日土曜日
菅野文『薔薇王の葬列』あらすじ 第46話(月刊プリンセス 2018年7月号)
プリンセス 2018年7月号
政に口を出さないようにエリザベスを聖院へと送ったリチャード。玉座を手にするために次に出た行動とは・・・?
即位したばかりの幼帝エドワード5世は、早くも親譲りの女遊びをはじめ、リチャードに政務を丸投げ状態。リチャードが王の代理として政務を取り仕切ることに懸念を示すスタンリーに対して、ヘイスティングスは少し甘やかし過ぎてはいるが、リチャードは王に忠実な男だと肩を持つ。
主君であるヘイスティングスのお供で市場に立ち寄ったケイツビ―は、そこでリチャードの大好物の苺がたっぷり詰まった苺パイを見つけ、思わず購入してしまう。その後、市場の前で別れたヘイスティングスが魔女ジェーンと話しているところを目撃したケイツビ―は不審に思って、様子をうかがう。
ヘイスティングスはジェーンのアドバイスを聞き入れて、幽閉中のエリザベスを訪問。後をつけていたケイツビ―はリチャードにこのことを報告すべきか心が揺れる。そして、意を決してリチャードのもとを訪ねるが、結局打ち明けるのを躊躇してしまう。市場で買ったパイは、リチャードに渡すことができず、その場にいた子供に渡す。
最近、ますます色気が増したリチャードは、イーリー司教までドギマギさせている様子。そのことを鋭く見抜いたリチャードは、イーリー司教をそそのかして、自ら押し倒されるが・・・。
したたかな女性陣にすっかり丸め込められたヘイスティグスは、聖院通いをはじめる。その日もこっそりエリザベスのもとへと向かおうとするヘイスティングスだが、ある人物に呼び止められる。鋭い目つきでこれからどこへ向かうのかとヘイスティングスを問いただしたのは・・・バッキンガムだった(8月号につづく)
薔薇王の葬列 11