
1月号は付録として『王家の紋章』の0巻収録(描き下ろし)
付録「王家の紋章 0巻」の収録内容:
・イズミル王子大特集「イズミル・クロニクル」
キャロルと出会う前のイズミル王子の過去編。内容はイズミル王子と妹・ミタムンの兄妹物語。イズミル王子の人となりを妹ミタムンへの愛を中心に描いた30P。
・バックナンバーに掲載済みのミュージカル「王家の紋章」のメインキャスト5人のインタビューの再録
写真入りで42P。メンフィス役:浦井健司、 キャロル役:宮澤佐江/新妻聖子、 イズミル役:平方元基/宮野真守
[本編のあらすじ]
トラキア王がキャロルの暗殺を企てていると知り、怒りを押し殺して毎夜催される宴の席へと顔を出すイズミル王子だったが、狡猾なトラキア王に一服盛られて意識を失ってしまう。
イズミル王子を部屋で介抱するように娘にいうトラキア王。嬉しそうに頬を染めるタミュリス姫。
同じ頃、トラキア城の門前にヒッタイトのハザズ将軍が到着する。トラキア兵の制止を振り切って城の中へとずかずかと入ったハザズ将軍は、宴席で倒れ込んでいるイズミル王子を発見する。これはいったい何事かと問い質され、イズミル王子は悪酔いしただけだとごまかすトラキア王。
ヒッタイトとの関係が悪化するのは得策ではないと考えたトラキア王は、あと一歩のところで邪魔されたと口惜しそうにしながらも今日のところは捨て置くしかないと引き上げていく。城に留まり、イズミル王子を介抱するハザズ将軍。
一方、テーベの都へと馬を走らせていたメンフィスはその途中で西の砂漠の村に住むカウスという老人から以前墓荒らしがあったとの報告を受ける。王家に仕えていた娘の墓が荒らされ、犯人はまだ見つかっていないという。墓荒らしの件を調べるように指示を出すメンフィス。
2月号につづく
プリンセス2020年1月号 [雑誌]