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2022年1月24日月曜日

山田貴敏『Dr.コトー診療所』第7・8巻ネタバレ感想


dr.コトー診療所 7

7巻は68話~78話収録。人気に陰りが出始めたミュージシャンが休暇のために古志木島にやって来て散々な目に遭い(泣きっ面に蜂状態)つつも自己を見つめ直していくお話と、芦田代議士の要請で出席した北海道での辺地医療シンポジウムでコトー先生が大事件に巻き込まれるお話。

・19番目の手術:下江田永時(エイジ)
全国ツアーの打ち上げで古志木島にやって来た落ち目のミュージシャン。事務所が用意したぼろ屋敷でスズメ蜂に二度刺されてアナフィラキシーショックに陥り、診療所へ。

呼吸困難に陥ったエイジを救うために気管切開を行うコトー先生。声帯を傷つけることなく、手術は無事成功するが、やさぐれてしまったエイジが声が出ないふりをしたため、コトー先生は医療ミスだと責められてしまう。その後、すぐに嘘だったことが発覚。

エイジの一番のファンであるマネージャーや仲間の励ましにより、立ち直ったエイジは2ヶ月後に発表した新曲でヒットチャートに見事カムバック。


★シンポジウムに向かう飛行機で臓器移植の世界的権威・江葉都怜(えばと れい)と出会う

コトー先生が出席したシンポジウム会場に医師連続殺人事件の指名手配犯が現れ、銃を乱射。男を止めようとした三上先生が脇腹を撃たれて重傷を負う。男は駆け付けた警察官に胸を撃たれて倒れ込むが、コトー先生が応急手当を施し、病院に搬送される。

・20番目の手術:医師連続殺人事件の指名手配犯
病院に運ばれたときには心肺停止状態だった。オペの準備を進めるコトー先生とオペは中止すべきと主張する江葉都先生の意見が対立。

犯人は意識を失う前にこのまま死なせてくれと治療を拒否したものの、コトー先生は瀕死の患者が目の前にいるなら救うだけだと手術を決行。そんなコトー先生にエゴのかたまりだと非難の言葉を投げつける江葉都先生。

それでもコトー先生のオペで犯人が奇跡的に意識を取り戻した後は態度を軟化させ、犯人の容態が急変したときには江葉都先生が執刀して犯人の命を救っている。


8巻は79話~89話収録。コトー先生がシンポジウム出席のため古志木島を1週間離れていたときのエピソード(代理として織田研修医がやって来るお話)と本土の病院に入院していた認知症を患った母親を引き取って島に戻ってきた横山親子のお話と、本土に引っ越すことになった悠子ちゃんのためにクニちゃんとタケヒロが子供たちだけのキャンプを提案し、参加した子供たちが痛ましい水難事故に見舞われるお話。

サッカーが大好きな明るい織田判斗研修医。星野さんが医者を目指していることを知った岡田くんは、しっかり者の星野さんのことを気に入って実家の総合病院に来ないかとオファー。その病院には医者志望のスタッフのための学業支援システムがあるのだとか。

悩んだ末に岡田くんのオファーを断る星野さん。コトー先生のもとで医療従事者として大切なことを学びたいからと。










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