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2022年2月11日金曜日

山田貴敏『Dr.コトー診療所』第17・18巻ネタバレ感想

Dr.コトー診療所 公式版(17)
Dr.コトー診療所 公式版(17)

17巻は183話~192話収録。亡き三上先生と瓜二つの外見を持つ聖ミハイロ病院の鳴海先生のお話と、星野さんがコトー先生に内緒で乳がん検診を受けるお話(担当医は鳴海先生)と、増生島の診療所で勤務し始めた江葉都先生のお話。

★乳がんと診断される星野さん:
ステージはかなり進行したT3。星野さんはコトー先生に知られたくなかったから他の先生に診断してもらったのに、鳴海先生がコトー先生に検査結果をリーク(天才外科医として名高いコトー先生への嫌がらせ)。

実はコトー先生は星野さんが乳がんだと気づいていたらしい。それなのになぜ知らないふり?命にかかわる恐ろしい病気で、若いほど進行が速く、早期発見が何より大事だとされているのに、自分から言うまで黙っていたと告げるコトー先生に違和感...。星野さんが自分で気づくまで放置していたことと同じでは?

その後、雨の中飛び出した星野さんを追いかけて、石碑の前でコトー先生が愛の告白。


18巻は193話~203話収録。17巻に引き続き、乳がんが発覚した星野さんのお話。

・31番目の手術:星野さんの難しいオペ
聖ミハイロ病院にて。コトー先生の依頼で江葉都先生が助手をすることに。鳴海先生が数々の妨害工作を仕掛けてくるが、頼もしい助っ人・江葉都先生のおかげでなんとか乗り越えて手術を無事成功させる。


鳴海先生と江葉都先生の関係
大学病院時代の同僚(江葉都先生が先輩)で元主治医と患者。研修医のときに交通事故で重傷を負い、敗血病になった鳴海先生は、担当医の江葉都先生の迅速な処置で一命をとりとめるが、右足を膝下から失ってしまう。

それ以来、鳴海先生が(切断した足がまるで存在するかのように感じて痛む)幻肢痛を患っていることを知った江葉都先生は、元主治医として鳴海先生の歪んだ性根を含めて何としても自分が治すと本人に宣言する。






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