21巻は225話~235話収録。 環の研究のために渡米していた和田さん一家が帰国するお話と、DV夫から逃れるために既婚者であることを隠して島にやってきた准看護師・ミナチンを追って詐欺師で前科3犯のDV夫がやって来るお話と、医師を志すタケヒロの受験のお話。
22巻は236話~246話収録。ミナチンとDV夫のお話の続きと、星野さんのその後の様子。
★アメリカナイズされた和田さんが島の改革派リーダーに
島に老人介護施設を作ることを提案する和田さん。日本語と英語がちゃんぽん状態で演説する和田さんがおもしろいw
★学校に来なくなったクニちゃんを心配するタケヒロ
漁師だった父が失業。早く一人前の漁師になりたいクニちゃんは、なかなか船に乗せてくれない原さんの指導方針にイライラを募らせ・・・。
言葉より先に手が出る原さんにも大いに問題があると思うけど、あの優しいクニちゃんが原さんを逆恨みして姑息な嫌がらせをしようとするなんて。その後すぐに反省していつものクニちゃんに戻ってくれたのでホッとしたものの、今回のクニちゃんの非行エピソードは悠子ちゃんのケースの二番煎じで、どうにもキャラと合っていない気がしたなぁ。
そのことに関連してミナチンのDV夫に弱みを握られるクニちゃん。ミナチンの窮状を知り、体を張ってミナチンを守ろうとするクニちゃんはいつも通り格好良かった。
・34番目の手術:廃校の校舎二階から転落したミナチンの夫・柚原知明
自首を促すために廃校の教室に呼び出したクニちゃんに殴る蹴るの暴行を加える柚原。その衝撃で腐った床の一部が抜け、柚原だけ一階に落下。クニちゃんが大人に助けを求めに行き、診療所に運ばれ一命をとりとめる。
瀕死の重傷を負い、大量の輸血が必要となる柚原。しかもAB型のRh-という極めて珍しい血液型の持ち主。柚原を救うために何のためらいもなく800CCもの血液を提供するナイチンゲール・ミナチン。そこまでしてくれた相手にお礼の一つもいえないクズ男。女子供を痛めつけてニタニタ笑う性根の腐った男が簡単に改心したら嘘くさいけども...。離婚届を残していったのがせめてもの救い。
怪我が治るまで診療所で過ごすうちに少しだけ人間味が出てくる柚原。海で溺れていたゆり子さんとグラントさんの息子・一聖くんを救出。退院=逮捕。
★星野さんの居場所が明らかに
花屋で住み込みのバイトをしながら医大受験を目指す星野さん。
うーん、わざわざ父子家庭に住み込まなくても。相変わらず行き当たりばったりなヒロイン。お人好しの父親は星野さんに恋心を膨らませていき・・・。
うーん、わざわざ父子家庭に住み込まなくても。相変わらず行き当たりばったりなヒロイン。お人好しの父親は星野さんに恋心を膨らませていき・・・。
センター試験日に父子家庭で問題が発生し、星野さんがそっちを優先したため医大進学は諦めることに。いたずらに寂しい男やもめを刺激し、優しい中年男性から善意だけ受け取って立ち去る星野さんにモヤモヤ。しかも毎回置手紙を置いて逃亡するスタイル...。軽率のそしりは免れないと思う😓
★ミナチンとクニちゃんがほんのりと良い雰囲気に
年の差がある二人のやりとりが甘酸っぱくて微笑ましかった。