15話
師匠ラヴィが課した本気の特訓で不合格となり(対戦相手である師匠を傷つけるのが怖くて魔法が使えず)、師匠から師弟関係の解消を言い渡されるリチャード。
落ち込むリチャードを励ますスバル。予想以上の潜在能力と時折顕現する魔力の高さからリチャードのことをただの坊ちゃんではなく王族に近い上流貴族の子息だろうと推測したラヴィは、リチャードの本気度を試しているようで。中途半端な覚悟だったら、どちらにとっても危険だと判断しているのかなと。
スバルに励まされ、もう一度ラヴィの弟子にしてもらうんだと勇気を奮い起こすリチャード。朗らかで優しいスバルと頑張り屋のリチャードとのやりとりが可愛くてほっこりします。
16話
魔力をコントロールできるようになったリチャードは、ラヴィとの師弟関係も無事復活。
次なる旅の目的地は山の向こうにある王家が治める小国・バロバーニ。
ラヴィが反王政組織・ノアにいた頃の仲間の故郷がそこにあるということで、エドワズの足取りを掴もうと古なじみのマモンを訪ねてみることに。
ようやく平和になったのに、失敗した反乱をもう一度起こそうとしているかもしれないエドワズ。エドワズを増長させたケジメは自分がつけると心の内を明かすラヴィ。マモンの打ち明け話からエドワズが故郷に戻っているかもしれないと推測したラヴィは、人間の国・ヨアナに向かうことにして・・・。
ヨアナに行けると知って嬉しそうなリチャード。
ただ、一度国境破りを犯してお尋ね者になった賞金稼ぎ二人組+子供がどうやって国境を超えるのか、今回はリチャードがいるので無茶なことはしないと努めて慎重になるラヴィとスバル。
そんな中、夜中にバロバーニの小高い丘(王都近郊)に一人でいたところをパトロール中の兵士たちに見つかり、怪しまれて追われるリチャード。そこにサーブル国のテトラ王女が偶然(?)通りかかり、リチャードの味方に。
リチャードから事情を聞いたテトラ姫は、ヨアナへの通行手形なら自分が持っているから大丈夫よと微笑みかけ・・・。
母とスバルの故郷をこの目で見たいと遠い国に思いを馳せるリチャードの姿にウルっときました。
そして、テトラ姫が合流。一緒にヨアナに行くことになるのかな。テトラ姉さま、リーちゃんと呼び合う二人にほっこり。