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2024年4月19日金曜日
『応天の門』第17巻・18巻第96話・97話・98話ネタバレ感想【灰原薬】(月刊コミックバンチ連載作品)
応天の門(18)
第96・97話「伴中庸、五条の屋敷に赴く事 一・二」
第98話「菅原道真、大学寮にて怪異を閲(けみ)する事 一」
伴善男の嫡男・中庸と彼を尾行する善男の甥・伴豊城が太皇太后・順子の屋敷に入るのを見かける道真。そこに業平が現れ、事件の匂いを嗅ぎ取り・・・。
中庸が藤原と裏でつながっているのではないかと怪しんだ豊城がいつものように見境もなくキレて大暴れしそうな雰囲気だったけど、騒動になるのを避けた中庸が機転を利かせてトラブルを回避。
伴家にとってトラブルメーカーの豊城だけど、あれでも善男には恩を感じているらしく、今回は珍しく中庸の顔を立てる配慮を見せる豊城。
誠実な人柄で順子に気に入られる中庸。本人にその気はなくても権力闘争に巻き込まれていくことになる予感がぷんぷん。良い人なので不幸な目に遭ってほしくないけど...。
98話は大学寮の蔵に怪が住みついているという噂が広まり、広相先生に頼まれた道真が調査に乗り出すことに。今回は業平の出番なし。次回色々と動きがありそう。
応天の門(18)