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2024年9月17日火曜日

『幽霊城の旦那様』第2巻(第6話~8話)ネタバレ感想【柴宮幸】


幽霊城の旦那様【電子限定おまけ付き】 1

✅単行本1巻(1話~4話)のレビューはこちら
✅5話のレビューはこちら

目次:
第6話
第7話
第8話


第6話

6話は子供の幽霊・アスルとのやりとりの続き。悪霊堕ち寸前で彷徨っているアスルの対処を巡って意見が対立するリハルトとミラ。

アスルの無念を晴らしてあの世に送り出したいミラと、ミラに危険が及ぶことを懸念するリハルト。その後のやりとりを見ると、リハルトもアスルを助けたいと思っているようだけど、そう簡単にいかないみたいで...。

リハルトの生い立ちも判明。特別な力を持つ城主の父と外部から来た母。幽霊がたくさん出没する城で過ごすうちに母は霊障を蓄積し、弟を出産するときに母子ともに死亡。その後、父を悪霊に殺されて天涯孤独になったリハルト。


第7話

7話はアスルの件の続き。優しいミラに母性を感じたからか、生前の記憶が戻って・・・という展開。

母に殺されたと記憶違いしていたアスルだけど、本当は母を愛人にしようとした奉公先の主人に殺されたことが判明。母を守れなかった無念から幽霊になったことを思い出したアスルのもとに、同じ理由で悪霊になった母が現れ・・・。

息子の仇討ち(主人殺し)をして悪霊になったアスル母が救われなかったのが悲しいなぁ。最期に最愛の息子・アスルと再会し、アスルが地獄行きを免れたことが分かると、もう思い残すことはないと。最後まで息子を守る母😿

アスルの件で力を合わせたリハルトとミラは夫婦の絆を深めて甘い雰囲気に。ついに初夜を迎えようとするも、城に住みついているお茶目な幽霊さんたちに邪魔され・・・といういつものオチw

あの世に行ったはずのアスルもすぐに戻ってきてミラの守護霊に👼






第8話

今回はお祭り回。ハロウィンとお盆が合体したようなお祭り。 年に一度の祭事「霊迎祭」に参加するために初めて夫婦でお出かけすることになったリハルトとミラ。

城主のリハルトは善良な霊に紛れた悪霊を取り締まるために祭りに毎年顔を出しているそうだけど、ミラは幽霊城に嫁いでから初めてのお出かけ(城下)とあってウキウキ。

ミラの守護霊になった子供の霊・アスルも一緒。善良な幽霊はこの日だけは城を出ることを許されているとのことで、お馴染みの幽霊・アンたちも姿を現し、ミラにべったりくっついているアスルを連れて行き・・・。

ミラと仲良しの幽霊たちが気をきかせて夫婦水入らずの時間を作ってあげたみたいですね。 リハルトがミラをデートに誘い、出店をのぞいたり、食べ歩きをしたり楽しい時間を過ごす二人。

 夕方からは除霊の時間。毎日休むことなく悪霊から街と人々を守っているリハルトを民衆たちもさぞ感謝し慕っていることだろうと思っていたミラだけど、民衆たちはリハルトの存在すら知らないことを知って愕然。幽霊城にはもう人はいないとさえ思っている庶民たち。

1話(読み切り)で幽霊城は国からの依頼で悪霊を閉じ込めたり、行き場のない霊を保護したりする国の秘密機関のような場所との説明があったので、そこにいるリハルトは存在自体知られていないということなのかな。

 賑やかな場所が大好きなアンたち幽霊たちと一緒にいるのが耐え切れなくなって逃亡したアスルが巨大な犬(?)の幽霊に遭遇したところで次回へ。続きは巻頭カラーでわちゃわちゃするとのこと😉


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