

幽霊城の旦那様[1話売り]
1/10まで単話版1話・2話無料
巻頭カラーで登場。ハロウィンとお盆が合体したような年に一度のお祭り「霊迎祭」のエピソードの続き。
初めて夫婦でお出かけしたリハルトとミラは、仲良しの幽霊たちの粋な計らいで夫婦水入らずの時間を満喫。夕方からは本来の目的である除霊の時間になり、ミラは先に宿に戻ることに。
目次:
・第09話のレビュー
・第10話のレビュー
・第11話のレビュー
・第12話のレビュー
第9話
毎日休むことなく悪霊から街と人々を守っているリハルトを民衆たちもさぞ感謝し慕っていることだろうと思っていたミラだけど、民衆たちがリハルトの存在すら知らないことを知って愕然。夜中まで働き通しのリハルトを思うと理不尽さに腹が立ったミラは、リハルトのことを民衆になんとしても知ってもらいたいとの思いを強くし・・・。
そんな中、前話最後に登場した巨大な犬の幽霊が出現。気絶したアスルを咥えてミラのもとにやってくるワンコ霊。アスルの母みたいに闇落ちした霊ではなく、チャーミングな性格の大型ワンコ霊・ゴルト。
リハルトを子供の頃から知っているというゴルトに協力を要請したミラは、城の仲間たちに声をかけてリハルトを民衆に知ってもらおう作戦を敢行!
幽霊たちと手筈を整えた後、リハルトのもとへ急ぐミラ。名声などに全く興味がないリハルトだけど、愛するミラのお願いなら快諾。
身だしなみを整えて超絶美形紳士になったリハルトが民衆の前に現れ、祭りのフィナーレを飾り・・・。
作戦は大成功!😊
二人きりになり、ミラを優しく抱きしめるリハルト。今度は是非二人の子供とともにと言われ、照れるミラ。しばらくは二人の時間を楽しみたいとリハルトが付け足し・・・。
甘々紳士モードになったリハルトに赤面連発するミラが可愛かったです。
ゴルトの主人探しの件は無事解決。ひ孫を通してゴルトと主人がつながる心温まるエピソードが描かれています。すっかり幽霊たちと意気投合したゴルトは番犬として幽霊城に居座ることにw
その話の流れで領主のリハルトが城下のことを全く知らないことを知って驚くミラ。国の方針でリハルトは城の維持に専念し、領主の仕事は別の人物に一任していることが判明。
第10話
リハルトが領主の仕事を一任している人物が初登場。貴族かと思ったら、なんと王子様。グレンツェン国の第3王子・カイ・グラウ・グレンツェン殿下。見た目なクールな美少年風なのに性格はざっくばらんでヤンチャ。
王族(カイの弟)への不敬罪で死刑宣告を受けたミラをここに連れてくるように仲介してくれた恩人でリハルトの親友。オカルト好きで幽霊城の監視役も自ら立候補。でも霊感ゼロという愉快な人物w
何か用事があって来たようだけど、用件は次回に持ち越し。
第11話
今回はカイ王子の婚約者に憑いている前夫の霊のこと。
カイ王子の婚約者のモニカは大貴族フラーウム侯爵家の令嬢。モニカの乳母の息子で平民出の王国騎士団員と恋に落ちて結婚したが、夫は戦地で殉死。夫の魂は嘆き悲しむ彼女の傍らに今もあるようで・・・。
日を改めてモニカを幽霊城に連れてくるカイ王子。モニカは病んでいるのか悪霊の仕業なのか、異様な佇まい。昔見かけたときとは大違いだとぼそりとつぶやくリハルト。
忌み憑きの噂が広まって縁遠くなったモニカに求婚したオカルト好きのカイ王子。オカルト目的で婚約するなんて最低だと呆れるミラだけど、態度や話しぶりから察するに、カイ王子は昔からモニカのことが好きだったのかなぁと推測。
しばらく幽霊城でモニカを預かることにしたリハルトとミラ。ミラが一人で会いに行くとモニカの様子は落ち着いていて・・・。
どうやらモニカに憑いている悪霊は夫ではなく、別のもの。リハルトに言わせれば、もっと厄介なものなんだとか。モニカの罪悪感や未練からくるものなのかな。
第12話
モニカに憑いているのは故人の魂ではなく、生者の魂の一部が抜けた生霊だと推測するリハルト。煙のようなものから人物を特定するのは難しく、このままではモニカの命が危ないとリハルトから告げられたカイ王子は血相を変えてモニカを助ける方法を探そうとして・・・。
カイ王子はやはり子供の頃からモニカに片想いしていたんですね。好きになったきっかけのエピソードも収録。自分を変わるきっかけをくれた恩人で笑顔が可愛い少女。
後半はリハルト・ミカ夫婦のほっこりするイチャイチャも見れました。
モニカの憑き物の件は次回以降に。
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