月刊 プリンセス 2012年 06月号 [雑誌]
前回の2012年3月号から、2ヶ月間お休みを挟み、6月号に続きの第35部が掲載されました。
《あらすじ》
民情視察から戻ったキャロルは、立ち寄った貧しい村落の劣悪な環境を少しでも改善するために、彼女なりの意見書をイムホテップ宰相に渡して、会議にかけてもらう。
キャロルの意見書に目を通したイムホテップ宰相は、エジプトの各州に、施療病院の建設を進めることを約束し、キャロルを喜ばせる。そして、朗報を聞くやいなや、再びお忍びで視察に出かけようとしていたキャロルのもとに、メンフィスが、 アトバラの大商人ゲブレとの間に香の取引を成功させたの報告が届き、ネバメンを除いて、王宮内は祝賀ムードに包まれる。
その頃、妹のタミュリス姫の仇を取ろうと、キャロル暗殺を目論むトラキアのシタルケス王子がエジプト入りする。なんとしても、王宮へ忍び込み、キャロルを引きずり出して仕留めようとその機会を虎視眈々と狙うシタルケス王子だが、王宮の警備は厳重で隙がない。しかたなく、テーベの都へ潜伏して様子を伺うことに。
一方、香の新交易路開拓に成功したメンフィスは、途中まで見送ってくれたアトバラの大商人ゲブレに別れを告げ、エジプト船が待機している紅海を目指すが、その途中、密林が広がる険しい山道にさしかかったところで、マシャリキ王子の密命を帯びたエレニーたちに待ち伏せされ・・・。
2012年7月号のあらすじ