※当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。

このブログを検索

2012年11月18日日曜日

細川智栄子『王家の紋章』雑誌2012年9月号あらすじ


月刊 プリンセス 2012年 09月号 [雑誌]

密林に潜んでいた大蛇の襲撃をかわし、エジプト船が待機する紅海へ向かうメンフィスだが、青の王子の刺客に図られ、崖間の急流へと導かれる。引き返せないところまで来たのを確認した刺客は、ついに正体を暴露する。

「なにいー、アビシニア王国の王子だとーっ」

「そうだ、わが王国の王子、マシャリキさまを無礼にも鞭で打ち、鎖につなぎ地下牢へ投げ込んだ!わが王子が受けた!この屈辱!」

「なんと申すぞ。マシャリキは従者といつわり、キャロルをだましてムーサの山へ連れていったではないか!王子ならば、なぜ!身分を隠してキャロルを欺いたのだ!卑怯であろう!なぜ今も、我が前に姿を現し、堂々と戦いを挑まぬぞ!腰抜けかー!」

 言い争いをしているうちに、メンフィスたちが乗った舟は急流に飲まれ、対処する間もなく、巨大な滝壺へと落ちていく。手下からメンフィスの乗った舟が滝へ落ちたとの報告を受けたエレニーは、ついに主君の仇を討つことに成功したと感無量の様子。案内人に扮していた刺客は、味方の助けを借りて舟から脱出しようとするが、大蛇に襲われ、メンフィスが落ちた暗黒の滝に吸い込まれていく・・・。

その頃、キャロルは、新都建設の工事現場で働く親を持つ子供のために新しく設立された託児所をお忍びで訪れていた。工事現場には、視察で訪れた王弟ネバメンのほか、前回に引き続き、潜伏中のシタルケス王子の姿もあった。無礼なマネをした奴隷女を執拗に探し回るシタルケス王子は、ついに黒髪姿のキャロルを発見し・・・・!

2012年10月号のあらすじ



ブログ