作品名: | 公爵と内気な乙女 | |
原作者: | クリスティン・メリル | |
漫画家: | さちみりほ | |
出版: | 全1巻 | |
テーマ: | 歴史モノ | |
トーン: | ほのぼの ユーモア | |
関連作: | 公爵と内気な乙女(小説版) | |
試し読み: | 公爵と内気な乙女 |
[作品・作家紹介]
アメリカのロマンス作家
[あらすじ]
父の死後、華美な社交界とは無縁と本の世界へ没頭するペネロピ。そんな彼女を見かねた兄は、唯一の楽しみである読書を禁じてしまった! 兄に遺産を管理されている以上、好きに使うことはできない……そうだわ、私の好きに読書させてくれる夫を雇えばいいのよ! こうして夫探しの旅に出たペネロピの馬車に飛び込んできたのは、酩酊状態の男性。身なりよし、顔も――文句なしに美しいわ。これはまたとないチャンスと婚姻関係を結ぶも、なんと彼は公爵で……!?
[感想]
126ページ。限られた紙面で原作付をここまで味わい深く、自分のものにできる漫画家さんは稀有な存在だと思う。内向的だけど言動から聡明さが滲み出ているヒロインと、ヘタレ優男というか、かっこ可愛い感じのヒーロー。この一見頼りなさそうなヒーローのキャラが実は一番面白い要素なのかも。じいやをはじめとする脇役たちも魅力的。