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2020年7月18日土曜日

七星紗英(原作:サラ・モーガン)『聖夜に降る奇跡』

作品名: 聖夜に降る奇跡
原作者: サラ・モーガン
漫画家: 七星紗英
出版: 全1巻
テーマ: 医者x看護師
トーン: せつない
関連作: 聖夜に降る奇跡(小説版)
試し読み: 聖夜に降る奇跡

[作品・作家紹介]
イギリスのロマンス作家

[あらすじ]
看護師のラーラは、ある風変わりな患者の“予言”を笑い飛ばした。自称占い師のその老女は、ラーラがクリスマスにプロポーズされると言うのだ。しかも相手は、とびきりハンサムでものすごくセクシーな人らしい。まともに男性とつきあったこともない私に!? まさか! 雑念を振り払いつつ救命室に赴いた彼女をドクターが待ち構えていた。とびきり有能でハンサムでセクシーなクリスチャン。彼なら条件に合致するかも……? いや、彼は雲の上の人。絶対にあり得ないわ!

[感想]
129ページ。同じ職場の医者と看護師が子供を通して急接近するお話。

 (ネタバレ注意→)うーん。父子家庭でさびしい思いをしている子供達に新しいママが出来るという心温まるストーリーではあるのだけれど、ヒロインがひそかにあこがれていたお医者さんというだけで、挨拶を交わす程度の同僚でしかない薄い関係の二人をなんとか恋愛に発展させるために、可哀そうな子供達をネタにしている感じがありありと出ていたので、そこはもう少し自然に恋愛にもっていってほしかった。

子供がお母さんを欲しているSOSがここまで多すぎると作者の意図が透けて見えて白々しく映るし、ヒロインのキャラ自体にも魅力を感じなかった。運命の相手かそうではないかとか、好きになる相手をえり好みしすぎると本人が言っているように、打算的で、うわべの事ばかり気にしていて、基本恋愛脳という感じの女性なのであまり好感を抱けなかった。



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