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2022年12月1日木曜日

鈴木ジュリエッタ『推しに甘噛み』第1話ネタバレ感想



花とゆめ 23号(2022年)

★鈴木ジュリエッタ新連載!アニオタ吸血鬼×毒舌隣人のブラッディ・ラブコメディ!表紙&巻頭カラー48P「推しに甘噛み」

今春の10・11合併号に掲載された読み切りが大反響につき、連載化!

さすが鈴木ジュリエッタさん、初回から引きが違います。魅力的なキャラ&読者をワクワクさせるドラマチックなストーリー展開に冒頭からぐいぐい引き込まれました。

アニメにハマり、オタ活をしにヨーロッパから日本へやって来た吸血鬼のヒナ(キュートなメガネ女子)。引っ越し先の隣室の大学生が推しキャラにそっくりなことにびっくりして思わず声をかけたら、冷たい反応が返ってきて・・・。

推しキャラとそっくりな外見だけど、中身は似ても似つかぬ毒舌男子の甘夏くん。最初はギャップに驚くヒナだったけど、言葉を交わすうちに甘夏くんが見せるぶっきらぼうな優しさ&面倒見の良さに気づいて好感を抱くヒナ。

そんなある日、甘夏くんが吸血鬼を魅了する特別な匂いを持った人間であることが判明し、見知らぬ吸血鬼に噛みつかれる甘夏くん。ヒナも攻撃を受けて大怪我を負い、絶体絶命のピンチ・・・!かと思いきや、ヒナは始祖に近い最上位の吸血鬼であることが明らかになり、甘夏くんとヒナを襲った吸血鬼は恐れをなしてたちまち降参。二度と甘夏くんに近づかないように誓わせるヒナ。

というのが読み切りの内容で、連載第1話はヒナが日本にきて1カ月が経過し、既に友人関係といえるところまで二人の距離が縮んだところからスタート。

毒舌だけど、なんだかんだで困っている人を放っておけない優しくて頼りになる甘夏くんと、オタ活が生きがいの吸血鬼・ヒナのやりとりが微笑ましくて、読んでいて顔がにやけますw

人に噛みつくなんて野蛮だと思っているヒナはずっと血液パック派だったけど、夜の街で初めてアルコールを摂取して酔っぱらってしまったことで思わぬ事態が発生。心配して迎えに来てくれた甘夏くんの甘い匂いにクラクラして、思わず首筋を甘噛みしてしまい・・・。

幸せそうに寝落ちするヒナを連れて帰る甘夏くん。翌朝、自宅まで運んでくれた甘夏くんにお礼を言うヒナ。どうやら甘夏くんに甘噛みしたことを全く覚えていない様子。甘夏くんもそのことに触れず、普段通り。

甘噛みはマーキングみたいな感じなのかな?牙を少し当てた程度で吸血行為はしていないらしく、甘夏くんの首に噛み痕なし。今のところ特に体に異変はないようだけど、甘噛みされたことで何か影響があるのか気になるところ。

吸血鬼の「エサ」として極上の血を持つのがヒロインではなく、恋の相手というのが少女漫画では珍しい設定で新鮮。

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