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2024年6月11日火曜日

『王家の紋章』第21巻ネタバレ感想【細川智栄子】

王家の紋章 21

王家の紋章 21

 現代と古代で離れ離れになったキャロルとメンフィス。今回はキャロル側の現代編とメンフィス側の古代編の両方が描かれています。

 新キャラにまた一目惚れされるキャロル。現代でも変な男にロックオンされてしまうモテ不憫ヒロイン展開続行中😅

 気を失ったまま現代に戻ってきたキャロルは、地中海をクルージング中のアラブの富豪・アフマドに発見され、ワガママ坊ちゃんと判明したアフマドにそのまま監禁されてしまい・・・。

例によって古代エジプトで過ごした記憶を失ったキャロルは実家に帰りたいとアフマドに訴えるものの、キャロルを手放したくないアフマドは探しに来た兄・ライアンと婚約者のジミーに嘘をついて追い返す始末。

アフマドの企みに気づいたキャロルは愕然とし、逃走を図るも一度目はあえなく失敗。二度目は侍女に扮して屋敷を抜け出すことになんとか成功。だけどその地は地中海から1000キロ以上離れた砂漠で・・・。

その頃、キャロルがナイルに身を投げた理由をウナスから涙ながらに聞かされたメンフィスは絶句。自分に不信を抱いて去ったキャロルはもう戻ってこないのではないかと苦悶の表情を浮かべ・・・。

 王に無断でリビア王国との婚姻の同盟を策したカプター大神官に激怒するメンフィス。カプター大神官を処刑しようとするが、イムホテップ宰相がメンフィスを説得し、謹慎処分に減刑されることに。

とあるパーティに主席したライアンは、アフマドの腰巾着男がうっかりキャロルの名前を口にしたのを聞き逃さず、アフマドがキャロルを監禁しているのではとの疑いを強め、ジミーやブラウン教授(ジミー祖父)の協力のもとアフマドの居場所を突き止めようと捜索を開始。

 同じ頃、灼熱の砂漠でフラフラ状態のキャロルを捕まえるアフマド。キャロルが衰弱するまで二日前からずっと観察していたと悪びれずに告げるクズ坊ちゃんぶり😥

エジプトに連れて行くとキャロルに嘘をつき、外国人が入国するのが難しい自国に連れ帰るアフマド。それから間もなくして、アフマド命の爺がライアンのもとにやってきて、キャロルを第一夫人にしたいとの主の意向と大量の結納品を運んできて・・・。



王家の紋章 21




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