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2024年6月11日火曜日
『王家の紋章』第22巻ネタバレ感想【細川智栄子】
王家の紋章 22
依然として離れ離れの二人。クズ坊ちゃんだったアフマドがここにきてキャラ変=改心。イズミル王子化?
使者としてやってきたアフマドの爺やを人質に取り、キャロルを迎えに行くライアン。ライアンの姿を見て涙を流して喜ぶキャロル。感動の再会を果たす兄妹を見て、大人しく引き下がるアフマド。
エジプトに到着し、母と二番目の兄・ロディとも無事再会を果たすキャロル。
その頃、エジプト王宮では深酒をあおって独り眠る傷心のメンフィスの寝室にカーフラ王女が忍び込み・・・。
カプター大神官との共謀が失敗に終わり、素で勝負できないカーフラ王女は心地良い気分にさせる香を侍女に用意してもらい、メンフィスにナイルの姫と信じ込ませるためにキャロルの寝巻を盗むほどの念の入れよう😅
幸いにウナスがすぐに異変に気付き、カーフラ王女に恥をかかせることなく、機転を利かせてメンフィスの寝室から追い出すことに成功(ボヤ騒ぎ)。
キャロルがエジプト王宮を去ったことは瞬く間に各国に伝わり、バビロニアのラガシュ王とアッシリアのアルゴン王はさっそく混乱に乗じてエジプト侵攻を目論み・・・。
そんな状況に複雑な感情を抱くアイシス。祖国とメンフィスと本当に敵対関係になってしまったことに涙がこぼれ・・・。
そんな中、キャロルが去った後、カーフラ王女がメンフィスのそばにいることを侍女から伝えられたアイシスは絶句。
現代のエジプトで家族に見守られながら静養中のキャロルは古代にいたときの記憶が時折フラッシュバックするようになり、その回想シーンでミノア王国の使者が初登場。病気の若き王のためにナイルの姫の知恵をお借りしたいと懇願され・・・。
キャロルがエジプトに戻ってきたと聞き、大きなバラの花束を抱えてキャロルに会いに行くジミー。そこにアフマドもやってきて・・・。
これからもキャロルに求愛させてもらうと宣言した通り、キャロルに会いに来たアフマド。ジミーとバチバチ。優しくて勉強熱心で誠実な婚約者なのに新キャラのライバルたちよりも存在感の薄いジミー。何とも気の毒😓
すっかり元気になったキャロルはジミーの誘いで学友たちと一緒に地中海のクレタ島へミノア文明の遺跡観光に行くことに。いかにも古代に飛ばされるフラグが立ちそうな雰囲気だったけど、ここはセーフ。続いてスペンサーのエジプト展の場面へ。
ライアンを露骨にライバル視するスペンサー(石油会社の社長)から招待状が届き、一緒に行きたいとおねだりしたキャロルを連れてエジプト展に顔を出すライアン。そこで古代人の霊(?)に憑りつかれたキャロルが展示品の中に偽物が混じっているのを見破り、騒動に発展。渦中のキャロルは贋作を見破った直後に気分が悪くなって卒倒。
翌日、贋作を一目で見破ったキャロルのお手柄が新聞に大々的に報じられ、リード家にマスコミが殺到。 キャロルとライアンを逆恨みするスペンサー。裏の仕事をしていたエジプト人の恨みも買ってしまったようで、再び波乱の予感。
古代ではエジプトに向けて進軍していたラガシュ王が侵攻開始。死海近くのエジプト兵が守るソロとサマリアの城砦に攻め込んできたバビロニア軍を撃退するためにメンフィスも出陣し・・・。
王家の紋章 22
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