収録内容：
第9話～12話
描き下ろし番外編「旅初日の夜」4P
カバー下おまけ「キャラデザインの変遷について」（怪盗シルベール）2P
エステルの酒場に怪盗ジルベールの行方を追う衛兵たちがやってきて、衛兵の一人がマルグリットを館で見たと証言したことから、再び窮地に立たされるマルグリット。ジルベールの仲間ではないかと疑われて連行されそうになるが、寸前で近衛隊が駆けつけ、王妃からの命令で捜査中止が言い渡され・・・。
王妃が捜査中止を命じた理由は判然としないけど、首飾りが戻ってきたことから、これ以上騒ぎが大きくなるのを嫌がったのかな。あるいはルビニア伯の対抗勢力であるサフィロス伯をつぶすのは得策ではないと思ったのか。実の息子であるルネに嫌われている王妃だけど、ルネと同じように愚鈍なふりをしているだけなのかも。
マルグリットを庇って腕を負傷する怪盗ジルベール。エステルが同じ部分を負傷していたことから、ジルベールの正体に気づくマルグリット。そして、エステルもまたマルグリットがルナリアの王女であることをなぜか知っていて・・・。
クリストフがエステルに伝えたとは考えにくいので断片情報を繋ぎ合わせてルナリアの王族だと気づいたのかな。誰にも打ち明けたことがない秘密を知られて動揺するマルグリットを優しく包み込むエステル。あなたが何者ではあっても私の大事なマギーに変わりないから大丈夫よと。慈愛に満ちたエステルとエステルを慕うマルグリットのやりとりにじんわり😭
ルネの金細工師の親方は釈放されたものの、過酷な取り調べで手を負傷し、回復までにしばらくかかることから完治するまで旅に出ることにしたとルネに師弟関係の解消を告げ・・・。
すると自分も一緒に行くと言い出すルネ。親方が回復するまで身の回りの世話をさせてくださいと直談判。
親方とルネたちが金細工の材料探しにルナリアへ行くと聞き、どうしようもなく郷愁に駆られるマルグリット。そんなマルグリットをエステルが優しく後押し。もう一人の護衛として旅の仲間に加えてもらうことに。
セルニア周りでルナリアを目指す一行。最初の目的地はバルル。鉱石や金属を扱う市場が親方とルネのお目当て。バルルには馬車で半日で到着。楽しそうに市場を見て回るルネたち。マルグリットが気に入った小さな真珠もルネがお買い上げ。そんな中、エルベ村でルネを襲ってきた男たちがまだ絡んできて・・・。
レオとマルグリットが応戦する中、女性剣士が助太刀して・・・。
女性剣士はレオの幼馴染みのジュリーと判明。レオはジュリーの兄・ジョエルに助っ人を頼んだのに、なぜかやってきたのはジュリー。どうやら手紙を勝手に読んで代わりに旅の仲間になろうとやってきた模様。じゃじゃ馬のジュリーに呆れるレオｗ
ルネが石に夢中になっている間に別の男たちが離れたところで石を吟味していた親方とマルグリットに接近。二人の会話を聞いて石と鉱物に詳しい親方にルナリアに行かれたらまずいと危機感を感じた男たちが二人を拉致！
店の男も仲間だったことが判明。 広場からほど近い小屋に監禁されたマルグリットと親方は狼煙を上げてSOS。間一髪駆けつけるレオたち。
ルネたちを何度も襲ってきた男たちの親玉が登場。どうやら庶民の下っ端とは違い、騎士階級のようでルネとレオを見て驚く眼帯男。上位者に指示を仰ぐために急ぎ報告に行くことにした眼帯男は自分が指示を出すまで絶対に手を出するなと男たちに厳命して去って行き・・・。
眼帯男が向かった先は貴族の館。ルネ王子が市場にいたのは金細工の材料探しに奔走しているだけか、勘付いて探っているのかまだ分からないと報告する眼帯男。腕がちらっと見えただけで貴族の顔はまだ読者に明かされず・・・。
眼帯男から止められていたにもかかわらず、再度ルネたちを襲う男たち。今度は7人以上もいて飛び道具も持っていたことから手こずるレオたち。そこに助けに入ったのはなんとマルグリットの養父・クリストフとヤン！
エステルからの報せでマルグリットがルナリアに行くことを知ったクリストフたちはマルグリットを心配して道中の護衛をするためにエルベ村からちょうど出てきたところだったとのこと。エルベ村はバルル郊外にあるのですぐに出くわしたわけですね。
クリストフとヤンが再びレギュラー化✨これは嬉しい驚き！😊
ダンディで凄腕の元騎士・クリストフに弟子入り志願するジュリー。毒舌ツンツンお嬢様さえもたちまち心酔させてしまうクリストフ😆
そんな中、王弟でルネの叔父であるアメリティス伯がルネに会いに来て・・・というところで次巻へ。
巻末の番外編は旅初日、ジュリーやクリストフたちが加わる前の部屋（ベッド）割りにまつわるほっこりエピソード。
1～6巻期間限定無料配信中！