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2024年6月12日水曜日

『王家の紋章』第27巻ネタバレ感想【細川智栄子】


王家の紋章 27

今巻は古代編のみ。

マシャリキに忠誠を誓う女刺客・エレニーがマシャリキを救うためにエジプトに潜入。朝貢のために宮殿を訪れたプント国の使節団に紛れ、地下牢のマシャリキのもとへ。 マシャリキに短剣を渡し、必ず脱出の準備を整えて助けに参りますと告げて立ち去るエレニー。その後、再度使節団に紛れて広場でメンフィスに接近。

 エレニーが貢ぎ物として携えた美しい首飾りに目を留めるメンフィス。謁見の場にまでやってきたカーフラ王女が自分に似合いそうとメンフィスにおねだり。平身低頭しつつ、これはナイルの姫君への贈り物だと告げるエレニー。それを聞いたメンフィスはたちまち笑顔になり、私がもらっておこうと首飾りを受け取り、キャロルに想いを馳せ・・・・。

その頃、キャロルは肩の傷が悪化して寝込んだイズミル王子に付きっきり。回復したイズミル王子は、ずっと付き添ってくれたキャロルの顔色が悪いことを心配して侍医に診せようとするが、キャロルがそれを強く拒否。

その態度からキャロルがメンフィスの子を身ごもっていることに気づくイズミル王子。殺されると凍り付くキャロル。

これまでのイズミル王子だったら、キャロルに理不尽な怒りをぶつけてサド化するパターンだけど、キャロルを本気で愛し始めたことで見違えるような行動に出る王子😉

父であるヒッタイト王がこのことを知ったら、愛する姫は都合よく利用されて殺されてしまうと危機感を強めた王子は密かにキャロルを逃がす決断をして・・・。

 深夜、天幕を抜け出したキャロルを密かに見送る王子。エジプトまで姫を守り通せとルカに命じて・・・。

キャロルに気づかれぬように見守り続けるルカ。そんな中、キャロルを探してレバノンまで来ていたウナスとついに再会!安堵の涙を流すキャロルと歓喜するウナス一行。一人でキャロルを探しまわっていたと誤魔化してウナス率いるエジプト軍に合流するルカ。

 ウナスからカーフラ王女のことは誤解だと告げられ、色んな思いがこみ上げて嗚咽するキャロル。カーフラ王女の言動に惑わされ、カプター大神官の言葉に騙され続けてメンフィスを信じなかった自分を恥じながらも、嬉しさが抑えきれない様子。早くメンフィスに会いたいと気持ちがはやり・・・。

リビア王がカーフラ王女を後押しするためにエジプトに到着。同盟を持ち出してカーフラ王女を娶らせようとごり押ししてくるリビア王にイライラを募らせるメンフィス。そんな中、広場での祝宴の最中にリビア王の従者が主君に突然切りかかる事件が発生。

暗殺者をその場で切り殺すメンフィス。貴国との同盟が婚姻に依らねば成り立たないものならば、エジプトの王としてきっぱりお断り申すとメンフィスがリビア王に告げて・・・。

エジプト領のヨルダンまでたどり着くキャロル一行。ようやくメンフィスとの感動の再会シーンが拝めるかと思ったら、ヨルダン=塩の海のあるところということで、塩の海の神殿を占拠したアイシス一味のナクト将軍がキャロル一行を騙して神殿に引き入れて、またもや大ピンチに!


王家の紋章 27


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