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2025年2月28日金曜日

『たまのこしいれ ―アシガールEDO―』第3巻(第17話~21話)ネタバレ感想【森本梢子】


ココハナで連載中

もうすぐ満月。一度未来に帰らなければならないが、またすぐ戻ってくると侍女の葛葉と小笹に続投宣言する月。未来に帰る前にこれからのことを晴貴と話し合おうと思っていた月だけど・・・。


目次:
第17話のレビュー
第18話のレビュー
第19話のレビュー
第20話のレビュー
第21話のレビュー


第17話

満月の前日、今宵会いに行くと言っていた晴貴に急用が入ったのか、行けないとの連絡が入り、落胆&腹を立てる月。だから子供は嫌なんだと。このまま何も話せないまま、未来に帰ることになるのかとモヤモヤしていたら、思わぬ一報が飛び込んできて・・・。

なんと晴貴がまたしても倒れて危篤に。

昨夜、お倉の茶室に招かれた晴貴は自室に戻ってから急変。晴貴のもとに駆け付けた月はそのことを小姓から聞き、もはや自分の目が届く場所しか安全を確保できないと晴貴を自分の部屋に運ぶように命じて・・・。。

侍医の玄安もそれに同意。うわ言で玉姫を呼んでいたので、玉姫がいた方が気持ちも落ち着くだろうと。

それから程なくしてお倉の息子で晴貴の異母弟の虎丸も急に苦しみ始めて・・・。

てっきりお倉が毒を盛ったと思っていた月はどういうこと!?と混乱。

憎きお倉の息子とはいえ、晴貴の弟が苦しんでいるのを見て放っておけなくなった月は煙玉を使って虎丸を確保。治療のために自分ではなく、虎丸と晴貴を未来に送り出することにして・・・。

これは予想外の展開。

二人を救うために江戸に残ることにした月。未来には頼もしい速川家と居候中の玉姫・勇之進がいるから心配無用だけど、江戸に残った月は大丈夫なのか心配。

お父さん、タイムマシーンもう一台作ってくれないかなw


第18話

病に倒れた晴貴と虎丸を現代に送った月。

冒頭は月の手紙とともに病人二人を送り付けられた速川家の様子。病理学者の母は二人の病状から毒を盛られたと断定。

月の祖母が玉姫に語ったところによると、タイムマシーンを使うと、現代の1ヶ月が月のいる江戸ではたったの1分しか経過しない仕組みになっているらしく、30分効果が持続するけむり玉を6個持っている月は霧が晴れる前に元いた場所に二人を余裕で戻せると思っていたものの、6個使いきっても二人は戻って来ず・・・。

屋敷中が大騒ぎになり、焦りが募る月。お倉から罪を着せられそうになった月は頭脳戦に持ち込み、なんとか交わしていたところ、虎丸を抱いた晴貴が奥の部屋から颯爽と姿を現し・・・。

けむり玉6個使って180分=3時間。1分で1ヶ月だから3時間経過しているということは、現代にいたのは180ヵ月=15年?

え??と困惑していたら、向こうにいたのは1ヶ月と判明。

測定は現代でのみ有効ということなのかな?

何はともあれ二人とも全快。

幼児の虎丸が現代語を覚えてしれっと使っているのが場違いで笑えましたw

毒を盛った犯人はやはりお倉なのかな?目を離した隙に虎丸も毒入りを食べてしまったとか?

晴れやかな表情で戻って来た晴貴と月のやりとりにも期待!




第19話

今回は晴貴と虎丸が月の実家でどんな風に過ごしていたのかが明かされる現代編と戻って来てからの江戸編。

晴貴が月の部屋で目を覚ますとTシャツ姿でかしこまっている勇之進が傍に控えていて・・・。

そこにバタバタと入って来るおむつ姿の虎丸w

月の母が虎丸を追いかけて入って来て・・・。

晴貴が寝込んでいる間に虎丸は月母の適切な治療で全快。目を覚ました晴貴もすっかり元気になったところで全員集合。月の父・尊が晴貴に全てを打ち明けて・・・。

現代にいるのが本物の玉姫で、現代人の月が江戸で身代わりになっていること等々。いきなりそんなことを話したら晴貴を混乱させてしまうのではないかと心配していた速川家の面々だけど、あっという間に現状を受け入れ、現代に順応していく晴貴。

虎丸は子供番組に夢中w

子供は順応性が高いのよと納得する母。

江戸に戻った晴貴が月に語る形で現代のエピソードが終わり、次の満月に月が現代に帰ったら玉姫と勇之進をこちらに戻さないといけないと晴貴が月に告げ・・・。

後先考えずに身代わりなんて余計なことしちゃってと月が謝ると、それをすぐさま否定する晴貴。二度も命を救ってくれて心から感謝していると晴貴からお礼を言われた月は感謝という言葉に距離を感じて浮かぬ顔に。

淡々としているように見える晴貴も内心では葛藤しているはず😣

まだ満月まで時間があるから、お互いの気持ちを確認し、江戸か現代で一緒になってほしいです。

そういえば、以前のエピソードで尊が志喜家の家系図を調べたときに嫡男・晴貴の名前がなかったんですよね。そのときは不吉だなぁと感じたけど、ひょっとして晴貴が未来に行くことを暗示しているのかな。




第20話

次の満月に玉姫と勇之進が江戸に帰ることになり・・・。

ずっとバタバタしていて誕生日が来たことも忘れていた月に、向こうでケーキを食べて皆で祝ったと告げる晴貴。本人不在なのにとツッコむ月。快活に笑う晴貴😊

ケーキはないが浅草に評判の甘味処があるので今度行ってみようと晴貴に誘われた月は行きたい!と嬉しそうに返事をするのだけど、帰る日にと言われてしょんぼり顔に。

その日は御月の藩邸に出向くから、早めに出発して一緒に江戸の町を歩こうと晴貴に言われた月は複雑な気持ちになり・・・。

自分は晴貴の中ではもう妻ではなく、未来から来た人間として距離を置かれているんだと。

複雑な気持ちになりながらも、わざわざ江戸に戻って来たのだから当初の目的(晴貴に毒を盛った犯人を捕らえること)を果たそうと思い直す月。

玉姫付きの侍女たちに指示して情報収集した月は実際に会ったときの様子などからお倉の乳母兼侍女・みつの単独犯行との見方を強め・・・。

そんな中、みつが突然死亡。自殺なのか、口封じなのか、老衰なのかはまだ不明。探偵ぶって色々嗅ぎまわったせいだとショックを受ける月。

晴貴の本心が依然として見えない中、気丈に振舞って犯人捜しに乗り出したものの、厳しい現実を目の当たりにして精神的に追い込まれていく月が気の毒だなぁ😣

 
第21話

ついに月が現代に戻る日がやってきて・・・。

約束通り、月を浅草の甘味処に連れて行く晴貴。人気店はあまりの長蛇の列だったので断念し、他の店へ。人気店のお菓子を食べれなくて残念だったなぁと月が思わず口にすると、また来月来ればいいとさらりと言う晴貴。

驚く月。こっちに来るのが嫌なら自分が(現代に)通うと晴貴が続け・・・。

なるほど!✨

晴貴の中ではこれでお別れではなく、これからも月と会えることが前提だったんですね😊

しかも月の父・尊に月との交際や結婚についても相談していたようで。未来では男子は18歳にならないと結婚できないから、それまでは江戸と東京を行き来する遠距離恋愛を考えているのかな。

そういうことなら、来月来てもいいよとはにかみながら返答する月。ツンデレる二人が可愛かったです🤭

御月の藩邸に到着し、唯の子孫である玉姫の父・正妻・幼い弟と交流する月と晴貴。

そして、現代に戻る月。晴貴は別れ際に来月は自分が会いに行くと告げるのだけど・・・。

月のモノローグがなんか不穏。無事に再会できますように。


たまのこしいれ ―アシガールEDO― 2



たまのこしいれ ―アシガールEDO―



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