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2024年6月11日火曜日

『王家の紋章』第24巻ネタバレ感想【細川智栄子】


王家の紋章 24 

キャロル誘拐事件の続き。ライアンとアフマドの決死の作戦でスペンサーの息子は成敗され(爆死)、キャロルは家族のもとへ。そこでなんと!医者から家族に思わぬ告知が。キャロルが妊娠初期だと告げられ・・・。

 衰弱して薬で眠らされるキャロル。少しでも体力を回復させなければ、体がもたないと告げられた家族は二重のショックを受け、激しく動揺。行方不明だった間に余程悲しいことがあったから記憶喪失になってしまったのねと嗚咽する母。ジミーも大きなショックを受け・・・。

 本人にもすぐに知らせた方が良いと判断したライアンは目を覚ましたキャロルに妊娠初期であることを告げるが、キャロルは何も思い出せないことに動揺して泣き出し・・・。

その頃、古代ではエジプトに侵攻したバビロニア軍がエジプト軍の逆襲に遭い、敗走。さらにバビロニアではラガシュ王の留守を狙ってザグロスの山岳民族が動き始めたことから、ラガシュ王は全部隊をバビロン(都)に引き上げさせることに。両者の戦いをこっそり観察していたアルゴン王はバビロニア軍撤退後もエジプトに依然潜伏中。

そんな中、アイシスが単独でエジプト領の塩の海の神殿に入り、アイシス派である下エジプトを守るナクト将軍一味と合流。アイシスが統治していた下エジプトには今もアイシスを女王として崇めるエジプト人が一定数いるようで、それらのエジプト人がナクト将軍のもとに集結し、アイシスの指示で塩の海の神殿を奪取。

メンフィスがそこから程近い谷で野営していると知ったアイシスは一目メンフィスの姿を見ようと夜中に神殿を抜け出して谷へ。するとメンフィスの命を狙うアルゴン王とザグロス民族が近くに潜んでいて・・・。

 メンフィスとエジプト兵が果敢に応戦し、暗殺は失敗。メンフィスの勇ましい姿を隠れて見届けるアイシス。

現代ではキャロルの妊娠騒動が続き、キャロルが資産家令嬢であるがゆえに世界中で誹謗中傷に晒されている状況に心痛めたアフマドが父親は自分だと名乗り出て・・・(もちろん、父親はメンフィスだけど)。

 積極的に動くタイプのアフマドはこのチャンスを逃さず、ジミーを蹴落とすことに成功。ジミーは婚約者なのに完全に蚊帳の外に。 兄ライアンとロディはアフマドに憤慨し、結婚に反対の立場をとるが、母はアフマドのこれまでの振る舞いからキャロルへの愛が伝わってきたと結婚に賛成。最終的にキャロルが戸惑いながらも嫌がらなかったので二人は婚約。

一刻も早くキャロルを自国に連れて帰りたいアフマドは、父が二人のために盛大な婚約披露宴を準備してくれたからと船で迎えに来て・・・。

 お腹の子のために失った記憶を早く取り戻したいと気が急くキャロルは家族をなんとか説き伏せて乗船。そこに現れたのはキャロルを逆恨みするスペンサーの娘・ドロシー(いや、なぜ潜入できた?大金持ちなのにザル警備とは😦💦)

 ドロシー一味が仕掛けた爆薬が爆発!キャロルが古代の霊(?)に守られながらナイル川に吸い込まれたところで次巻へ。



王家の紋章 24 


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