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2015年6月15日月曜日

乙女ゲームコミカライズ『二世の契り』全4巻

作品名: 二世の契り
漫画家: アイディアファクトリー(原作)/櫻井しゅしゅしゅ(作画)
出版: 単行本全4巻(2011年~2012年)
ジャンル: 戦国モノ 恋愛 ファンタジー
トーン: シリアス
試し読み: 二世の契り

[あらすじ]
大人気歴史恋愛AVG(アドベンチャーゲーム)の完全コミカライズ!! 私の使命は上杉謙信を守ること!? ――白羽真奈(しらは・まな)は不思議な泉から戦国時代へ。着いた先では、上杉政虎(うえすぎ・まさとら、後の上杉謙信)が命を狙われていた。政虎は自分 の命を救った真奈を、自分の忍び・軒猿(のきざる)衆に「警護せよ」と命じるのだった。四六時中、そばにいることになった軒猿衆。彼らが真奈を守るのは使 命ゆえか!? それとも……。

[感想]
現代っ子のヒロインが戦国時代にタイムスリップするという設定はスリルがあって好きです。上杉謙信(政虎)や忍びたちとの初対面シーン、戦闘真っ只中の緊迫した空気を切り裂いて、光に包まれて御降臨という、なんとも神秘的な登場。そして、謙信のピンチを意図せずして救ったヒロインは、守り神のように崇められ、謙信の保護下に置かれるものの、裏ではひそかに敵と通じていないか探りを入れられたり、敵から狙われたりと、今後どうなっていくのか分からない緊迫感を孕みながらも、謙信が護衛につけた忍びたちとヒロインが交流を深め、ヒロイン自身の努力で彼らの信頼を獲得していく様子が描かれているところが面白かったです。

それにしても、乙女ゲーゆえに、ヒーロー候補の多いことw 次から次に我こそはと華やかに登場し、ヒロイン一人に男たちの愛が集中する感じが、自分にはあまりぐっときません。逆ハーレムが好きな方には美味しい設定なんでしょうが・・・自分の好みでいえば、もう少し前半の冒険譚の雰囲気のまま恋愛を織り込んでほしかったです。

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