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2015年7月27日月曜日

細川 智栄子『王家の紋章』雑誌2015年7月号


プリンセス 2015年 07 月号 [雑誌]

おーまいがー!! 8月号読んだら、7月号のことなんか、ちまちま書いていられない気分になりました;;;; それぐらいの衝撃!しかし、順を追ってレビューしておく必要があるので、ここはぐっと我慢して、7月号を。


以下、7月号の内容。

メンフィスを救うために、王宮を抜け出し、ヌビア兵とともに熱風吹き荒れる砂漠の道を旅するキャロルだが・・・!?

草原を抜けると、さらに過酷な環境が待っていた。岩場に足を取られ、砂塵に視界をさえぎられ、呼吸をするのも一苦労の様子。しかしこの道が奥ヌビアへの近道だと知らされたキャロルは、メンフィスを助けたい一心で、気力を奮い起こして、必死のおもいで馬を走らせる。

その頃、漆黒の洞窟の中をメンフィスの手がかりを求めて進んでいたウナス一行は、点々と岩場に残された黄金の胸飾りなどのファラオの装飾品を発見し、その意図に気づいて、顔をほころばす。王はきっと無事に違いない、なによりの証拠に、王の残したこの黄金の装飾品のおかげで、暗黒の洞窟の中、迷わずに王のもとへ近づいているのだから。そのことに勇気づけられたウナス一行は、こうもりやオオトカゲの奇襲に遭いつつも、気勢を上げながら前進するのだった。

一方、エジプトでは、ネバメンが、キャロルの不在に気づき始めた様子だが、当のキャロルたちは過酷な旅を続けていた。キャロルたちが進んでいる岩場は、ジャッカルの住処となっており、日が暮れると群れに襲われる危険性が高まるのだが、砂塵にてこずり、日暮れ時になっても、キャロルたちは岩場から抜け出せないでいた。そして、怖れていたことが現実になってしまう。ジャッカルの群れが次々にヌビア兵にとびかかり、3人がかみ殺され、キャロルにも巨大なジャッカルがとびかかっていく。しかし、間一髪、何者かがジャッカルに刀を投げ放って、キャロルの窮地を救う。一体、誰が救ってくれたのだろうか・・・。放心状態のキャロルを抱きかかえるようにして、岩陰に隠すテティ。仲間をかみ殺され、キャロルの姿も見失い、混乱状態に陥りながら、キャロルを探して必死に叫ぶヌビア兵たちの声を聞き、我に返ったキャロルは、メンフィスを救うためにと、自ら姿を現すのだった・・・。

つづく。

キャロルを救ったのは、前回出てきたあの旅商人?それとも、だれか他に潜んでいたのでしょうか。単純に考えれば、あの旅商人が救ったことになるんでしょうが、なんとなく二重の仕掛けを設けてそうな気がする。この点に関しては次号でも、ぼかしたままでしたが、その前に、色々と衝撃的な展開が待っていました。王家の紋章読んでいて、こういう感覚、久しぶりだな~。



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