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2014年9月17日水曜日

山下友美『薬師アルジャン』全11巻

作品名: 薬師アルジャン 1 (プリンセスコミックス)
漫画家: 山下友美
出版: 全11巻
秋田書店 プリンセスコミックス
ジャンル: ファンタジー  王国 恋愛
トーン: シリアス せつない コミカル
電子: 薬師アルジャン 【全11巻】
試し読み: 薬師アルジャン

[初出]
2004年『プリンセスGOLD』10月号~2009年12月号掲載。第1巻は2005年5月15日発売。

[内容紹介]
薬と毒をめぐる神秘の物語。病める人々に奇跡的な効果をもたらす薬を与える、癒しの薬師・アルジャン。彼の身体に隠された秘密──それはいったい!?

[感想]
王位継承者として幼い頃から命を狙われ続けるお姫様と、毒見役として一時期、姫に仕えていた薬師アルジャンの壮大な愛の物語。

幼い頃から毒を食し、体そのものが猛毒となったアルジャンは、その豊富な知識と調合技術でどんな病も直す天才薬師となり、かつて奴隷として城に連れてこられた自分を逃がしてくれた最愛のプリムラ姫と再会を果たす。

ずっと忘れられずにいた人との再会が2人に何をもたらすのか。ラブストーリーとして読むと、恋が成就するまでの過程をじっくり味わうストーリー展開ではないため、少々端折り気味な印象を受けますが、命の尊さ、生きるとは何かを中心に据えたヒューマンドラマとして、真摯に生を見つめる姿勢から描かれる2人の恋の行方、生き様がこの作品の見どころではないかと思います。

2014年9月11日木曜日

細川 智栄子『王家の紋章』雑誌2014年 08月号


月刊 プリンセス 2014年 08月号 [雑誌]

暗黒の滝から無事に生還したメンフィスだが、かつて父王を毒殺したヌビアのタヒリ王女の母親と思わぬ所で出くわし、岩窟神殿址に閉じ込められてしまい・・・


感想(ネタバレ注)

むむむ、いつになったら、メンフィスはエジプトに帰還を果たせるやら・・・。

今回、イズミル王子にも動きが・・・。

トラキアのタミュ姫、まだあきらめずに、イズミル王子とどうしても結婚したいとダダをこね、父王が再度ヒッタイトへ催促。

それを完全スルーしたイズミル王子、ようやく傷が癒えたとて、エジプトへ向けて旅に出ると。

う~ん、そろそろメンフィスと再会させてほしいよ、イズミル王子が先でも良いので、なんかこうドキドキするような、劇的な動きがほしいね!

トラキアのタミュ兄は妹の恋敵キャロルに恋してしまって仇討失敗、完全に戦意喪失。キャロル争奪戦に後々絡んでくるのかな。。。

『あさりちゃん』ギネス世界記録に認定!コンビで描く漫画の連載最長

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140910-00032717-crankinn-ent
クランクイン! 9月10日(水)17時15分配信

へぇ、あさりちゃん作者って、コンビだったんですね。
しかも、こちらも王家の二人と一緒で御姉妹。

ペンネーム:室山まゆみ(室山眞弓さんと室山眞里子さんの姉妹による漫画家コンビ)

あさりちゃんは、1978年連載スタートで、今年100巻で完結したというのは、驚きをもって伝えられましたので、私も記憶に新しいです。これだけ続けられたというのは、本当にすごいですね。姉妹だと、気兼ねなく、意見出し合えそうだし、気が合うから長く続くんでしょうね。

ちなみに、王家の紋章は1976年連載スタートで、こちらも姉妹でまだ連載続いてるから・・・こっちの方が実は長い。
妹さんの芙〜みんは、助手的立ち位置なのだとしも、第1巻から名前がクレジットされているから、やっぱり、こちらも正真正銘の姉妹コンビでしょう。

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