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2022年12月26日月曜日

水沢めぐみ『マジカル★ドリーム キラピチ5』全4巻ネタバレ感想



マジカル★ドリーム キラピチ5

全4巻:学研プラス (2015/9/8~2020/9/4)

 小学生向けファッション雑誌「キラピチ」掲載作品:
・2014年12月~2015年6月号掲載(1巻)
・2015年8月号~2017年2月号(2巻)
・2017年4月号~2018年12月号(3巻)
・2019年2月号~2020年10月号(4巻)

第1巻: 
1話~10話 
特別かきおろし「ココ&ピチのモデルのおしごとレポ」8P
おまけのページ(メッセージイラスト) 
イラスト入りあとがき1P 
おまけ四コママンガ1P 


マジカル★ドリーム キラピチ5 2巻
第2巻:
登場人物紹介2P 
11話~20話 
特別かきおろし「ココ&ピチのファッションショーレポ」8P 
おまけのページ3P 
-メッセージ付きイラスト1P 
-花占い1P 
-キャラクター人気投票結果発表1P 
イラスト入りあとがき1P 
おまけ四コマ漫画「おとめごころピチ」1P


第3巻:
登場人物紹介2P 
21話~31話 
おまけのページ3P  
-メッセージ付きイラスト1P 
-ちょこっとウラ話2P
イラスト入りあとがき1P 
おまけ四コマ漫画「ファッションショーピチ」1P


第4巻:
登場人物紹介2P 
32話~40話 
番外編「Extra Dream 1」
番外編「Extra Dream 2<2年後>」
おまけのページ5P
 -メッセージ付きイラスト1P
 -キラピチ5のおえかきレッスン3P
 -第2回キャラクター人気投票結果発表1P 
イラスト入りあとがき1P
おまけ四コマ漫画「こころちゃんだいすきピチ♥」1P


可愛くて優しい少女漫画。女子小学生向けのファッション雑誌で連載されていた作品ということで、学校生活よりもモデル業での奮闘に焦点を当てたストーリーになっていますが、さすが水沢作品。

そこにドラマチックな魔法を絡め、ヒロインが手作りしたお気に入りのぬいぐるみや秘密を共有するメンバーたちとの友情と成長物語が女子小学生という読者層を意識しつつ、伸びやかに瑞々しく描かれています。


マジカル★ドリーム キラピチ5




2022年12月10日土曜日

細川 智栄子『王家の紋章』単行本&雑誌連載 あらすじ



王家の紋章

【単行本のあらすじ】
🐾第68巻(最新刊 2022年11月更新)NEW!

【更新情報】
少しずつ追加しています。


【雑誌連載のあらすじ】
🐾68巻以降 2022年7月号~2022年12月号
🐾68巻以降 2020年3月号~2022年6月号
🐾58巻以降 2012年2月号~2020年2月号[全号購入・抜けなし]

【更新情報】
・2022年7月号・8月号のネタバレ感想 追加(2022年11月更新)NEW!

・2020年6月号~最新号 後日追加予定(2020年8月更新)
※2020年3~5月号、2022年3月号~6月号は休載

・2012年2月号~2020年2月号まで(2020年8月最終更新)

2022年12月3日土曜日

細川 智栄子『王家の紋章』68巻以降あらすじ(雑誌連載分)2022年7月号~2022年12月号



王家の紋章

雑誌連載中の『王家の紋章』のネタバレ感想を書いています(2022年11月更新)

プリンセス2022年10月号 休載
プリンセス2022年11月号 休載
プリンセス2022年12月号 休載


2022年12月1日木曜日

音久無『執事・黒星は傅かない』第11巻最終話ネタバレ感想



執事・黒星は傅かない 9

黒星がイギリスに渡って三ヵ月が経過。友人の花織ちゃんに協力してもらい、クリスマスイブを黒星と過ごすためにこっそりイギリスに向かう紫。

最終話もこのシリーズらしいホワホワしたゆるいノリ。

たった三ヵ月で平社員から社長に大出世を果たすチートすぎる黒星w

事前に何も知らされていなかった黒星はサプライズでやってきた紫に驚きつつも、嬉しさを隠せない様子。黒星の自宅で甘いイブを過ごす二人。

最終回はイブのエピソードがメインでしたが、最後に新卒で社長になった紫と秘書の黒星のやりとりが3ページほどありました。何の事業をしているのか不明だけど、二人で会社を立ち上げたみたいですね。祖父も健在。

単行本は1月20日に10巻・11巻同時発売だそうです。

鈴木ジュリエッタ『推しに甘噛み』第1話ネタバレ感想



花とゆめ 23号(2022年)

★鈴木ジュリエッタ新連載!アニオタ吸血鬼×毒舌隣人のブラッディ・ラブコメディ!表紙&巻頭カラー48P「推しに甘噛み」

今春の10・11合併号に掲載された読み切りが大反響につき、連載化!

さすが鈴木ジュリエッタさん、初回から引きが違います。魅力的なキャラ&読者をワクワクさせるドラマチックなストーリー展開に冒頭からぐいぐい引き込まれました。

アニメにハマり、オタ活をしにヨーロッパから日本へやって来た吸血鬼のヒナ(キュートなメガネ女子)。引っ越し先の隣室の大学生が推しキャラにそっくりなことにびっくりして思わず声をかけたら、冷たい反応が返ってきて・・・。

推しキャラとそっくりな外見だけど、中身は似ても似つかぬ毒舌男子の甘夏くん。最初はギャップに驚くヒナだったけど、言葉を交わすうちに甘夏くんが見せるぶっきらぼうな優しさ&面倒見の良さに気づいて好感を抱くヒナ。

そんなある日、甘夏くんが吸血鬼を魅了する特別な匂いを持った人間であることが判明し、見知らぬ吸血鬼に噛みつかれる甘夏くん。ヒナも攻撃を受けて大怪我を負い、絶体絶命のピンチ・・・!かと思いきや、ヒナは始祖に近い最上位の吸血鬼であることが明らかになり、甘夏くんとヒナを襲った吸血鬼は恐れをなしてたちまち降参。二度と甘夏くんに近づかないように誓わせるヒナ。

というのが読み切りの内容で、連載第1話はヒナが日本にきて1カ月が経過し、既に友人関係といえるところまで二人の距離が縮んだところからスタート。

毒舌だけど、なんだかんだで困っている人を放っておけない優しくて頼りになる甘夏くんと、オタ活が生きがいの吸血鬼・ヒナのやりとりが微笑ましくて、読んでいて顔がにやけますw

人に噛みつくなんて野蛮だと思っているヒナはずっと血液パック派だったけど、夜の街で初めてアルコールを摂取して酔っぱらってしまったことで思わぬ事態が発生。心配して迎えに来てくれた甘夏くんの甘い匂いにクラクラして、思わず首筋を甘噛みしてしまい・・・。

幸せそうに寝落ちするヒナを連れて帰る甘夏くん。翌朝、自宅まで運んでくれた甘夏くんにお礼を言うヒナ。どうやら甘夏くんに甘噛みしたことを全く覚えていない様子。甘夏くんもそのことに触れず、普段通り。

甘噛みはマーキングみたいな感じなのかな?牙を少し当てた程度で吸血行為はしていないらしく、甘夏くんの首に噛み痕なし。今のところ特に体に異変はないようだけど、甘噛みされたことで何か影響があるのか気になるところ。

吸血鬼の「エサ」として極上の血を持つのがヒロインではなく、恋の相手というのが少女漫画では珍しい設定で新鮮。

2022年11月28日月曜日

『王家の紋章』第68巻ネタバレ感想【細川智栄子】



【最新刊】王家の紋章 68巻

2018年6月号~2019年1月号収録。

広間に出てくる瞬間を待ち構えていたトラキアの刺客がキャロルに襲い掛かるのを、間一髪盾になって守るテティ。その直後、メンフィスが怒号を響かせながら兵士とともに駆け付け・・・という67巻からの続き。

テティは腕を刺されるが、命に別状なし。トラキアの刺客は無念そうに退散。テティのケガに責任を感じて号泣するキャロル。 一連の騒動はトラキア王の差し金。イズミル王子と娘のタミュリス姫との縁談をなんとしてもまとめたいトラキア王。

同じ頃、エーゲ海でも新たな動きが。エーゲ海全体を掌握するために最大の敵であるエジプトの征服を目論むミケーネ王。(好色なミケーネ王は美しい者なら性別に関係なく、わが物にしたいタイプ😅)

中原アヤ『狼に鈴』第3巻第11話ネタバレ感想



狼に鈴 2

3巻収録第11話:

いくら鈍い鈴でも、それとなく好意を示してくる狼谷くんを意識せずには入れなくなったようで。今度は意識しすぎてガチガチにw

狼谷くんに宣戦布告した当て馬の難波さん(同じビルで働くリーマン)もなんだか憎めないキャラ。宣戦布告し返す狼谷くんとのやりとりがユーモラスに描かれていてクスッと笑いを誘われます。

でもその後の展開がいただけないなぁ。難波さんが先に鈴に告白してしまい、出遅れてしまう狼谷くん。すぐに断るのかと思いきや、返事を保留する鈴。

ここからまたグズグズする二人。難波さんとランチデートに行き、狼谷くんの反応をうかがう鈴。嫉妬されて喜ぶ鈴と、嫉妬する理由を今は言わないけど、今度言うと告白したも同然のことを言う狼谷くん。

なんとも中途半端でがっかり。狼谷くんにはバシッと告白してほしかったな。

ほんとにいつまでこのパターンが続くんだろうw





2022年11月27日日曜日

『キング・オブ・アイドル 薔薇王の学園 1』ネタバレ感想【阿部川キネコ(原作:菅野文)】



キング・オブ・アイドル 薔薇王の学園 1巻
秋田書店 (2022/6/16)

1話~16話収録。

原作者公認の薔薇王学園パロディ。現代の平和な世界で薔薇王の登場人物が勢ぞろいしてワチャワチャしてるのが最高に楽しくて、ずっとニマニマしっぱなし。

原作に寄せた画風がただ似ているだけでなく特徴をしっかり押さえているのが素晴らしく、キャスティングも原作の内容を踏まえた上での意外性なども光っていてセンスの塊。薔薇王ロスの人にぜひ読んでほしい作品。

物語の舞台は芸能界入りを目指す生徒たちが在籍する私立薔薇王学園。白薔薇組と赤薔薇組に分かれて在校生たちが競い合う芸能人育成学園という設定で、今年はエドワード・ジョージ・リチャードの白薔薇三兄弟がいる白薔薇組が優勢で・・・という始まり。

この学園には推薦でしか入れないキング候補科とキングメーカー科というエリート学科が設置されており、白薔薇三兄弟をはじめとする原作で大活躍 or 爪跡を残した面々はだいたいこちらに在籍しているのだけど、アンはキングメーカー科の担当教師である父の推薦をわざわざ断ってトップオタ科に入学w😂

初等部の頃からずっとリチャード推しのアン。本人は節度を保ってオタ活動をしているつもりだけど、はたからみたら愛が駄々洩れなため、アンがリチャードの熱狂的ファンであることを学園で知らぬ者はいないらしいw

そんなある日、アンの「妄想リチャード様ノート」がマーガレット理事長に見つかり、キングメーカーとしての類まれな才能を見抜いたマーガレット理事長に目をつけられてしまうアン。赤薔薇組のキング候補科に在籍するマーガレットの息子・エドワードのキングメーカーになるか、厄介オタとして退学になるかの二者択一をマーガレット理事長から迫られたアンは泣く泣くトップオタ科から赤薔薇組のキングメーカー科に転科したのだけど、そこで運命的な出会いが待っていて・・・。

実はマーガレットの息子・エドワードもアンに勝るとも劣らないリチャードオタであることが判明し、ライバル意識をバチバチと燃やしつつも何気に意気投合する二人w

物語のヒロイン的位置にいるのはやはりアンのようで、アンとリチャードの登場回数が最も多くなっていますが、彼らを取り巻く人々が次々に登場し、どのエピソードも薔薇王の小ネタ満載で永遠に見ていられる面白さ。

ケイツビーは従者さながらの距離感の近すぎるリチャードの幼馴染みとして登場w

セクシーすぎる保険医のジェーン先生、用務員兼学園長のヘンリー、学園で飼育されている白豚「しろいの」。

初等部には可愛い小エド(アンとエドワード王太子の息子→リチャードの息子)、ジュニアモデルとして活躍中のわんぱく兄弟(エドワード五世と弟リチャード)、不思議ちゃんのマーガレット(アンの妹・イザベルの娘)が在籍。

バッキンガムは中等部のキングメーカー科のトップ生徒。リチャードのキングメーカーになるためにアピール開始するも、まだまだ背伸び中でリチャードにお子様(ませがき)扱いされていますw

学園では年に一人だけ選ばれるキング(学園トップ)が誰になるのかが生徒たちの大きな関心事で、キング候補生の生徒たちが有望な下級生の世話役になる「つぼみ制度」というものが用意されていて、選ばれた下級生は「つぼみ」と呼ばれるのだとか。

ベスとわんぱく兄弟はエリザベス先生(原作では母)の推薦で白薔薇組のエドワードのつぼみに。子エドは憧れのリチャードにお願いに行くものの、すまないが無理だと断れてしょんぼり。その直後、わんぱく兄弟にいじめられている子エドを見かねて一喝した赤薔薇組のエドワードが俺がその名にふさわしい男に鍛え直してやると子エドをつぼみに指名(原作では父子)。

原作ではいっぱい寂しい思いをした子エドが、こちらでは本当の父・エドワードと親交を深め、その愛らしさでマーガレット理事長にも可愛がられて構い倒されているのが見れてウルっとしました。リチャードとのやりとりも可愛かったです。

初等部のマーガレットはジョージのつぼみ。こちらも原作では父娘。実在のマーガレットは幼い頃に相次いで父母を失くしているんですよね。こちらの学園パロディではジョージに小さなお姫様扱いされて嬉しそうに抱っこされている姿を見ることができてほっこりしました。

キャスティングは以下の通り:

太文字は原作の人物名および属性。『薔薇王の学園』でも同じ名前(称号なし)が使われています。

🌼白薔薇三兄弟(ヨーク家)
長男エドワード四世・次男ジョージ・三男リチャード三世
高等部白薔薇組キング候補生
・エドワード:一番キングに近いと言われるキラキラした長男
・ジョージ:陽気な次男
・リチャード:クールな三男


👸アン(ランカスターのエドワード王太子妃→ヨークのリチャード3世王妃・ネヴィル家)
大人しい性格だけど芯がしっかりしている頑張り屋。リチャードの大ファン。高等部トップオタ科→赤薔薇組キングメーカー科在籍。マーガレット理事長に才能を見込まれ(=脅されて)赤薔薇組キング候補生のエドワードのキングメーカーに。


👧イザベル(アンの妹・ジョージの妻・ネヴィル家)
アンの妹でダンス科のトップ生徒。明るい性格の美少女。ジョージに片想い→両想いになり、ウォリック先生公認(しぶしぶ)で交際中。


👑マーガレットとヘンリー(ランカスター家当主とその妻)
抜け目ない経営者・マーガレット理事長と、ほんわか笑顔の脱力系平和主義者・ヘンリー学園長の凸凹コンビ。


👦バッキンガム公
中等部白薔薇組キングメーカー科のトップ生徒。リチャードのキングメーカーになるためにアプローチを開始。どうやら恋心も秘めている様子。


👦ケイツビー
高等部。白薔薇組キング候補科に在籍。リチャードとは初等科からの幼馴染み。


👸エリザベス(エドワード4世の妻)
高等部の教師。したたか。笑顔が汚いw


👸ベス(エドワード4世の娘・ヘンリー7世王妃)
中等部のトップ生徒。白薔薇組のキング候補生・エドワードのつぼみ。リチャード推し。


👶エドワード五世と弟リチャード(エドワード4世とエリザベスの息子)
ベスの弟。ジュニアモデルとして活躍中のわんぱく兄弟。


👱エドワード王太子(ランカスター家)
高等部赤薔薇組キング候補生。リチャードの大ファンで自分のキングメーカーになったアンと張り合う。


👶エドワード(アンとエドワード王太子の息子→リチャードの息子)
初等部の児童。赤薔薇組のエドワードのつぼみ。その愛らしさからエドワードの母・マーガレット理事長に孫のように溺愛されている。リチャードに憧れている。


👨ウォリック伯爵(アンとイザベルの父・ネヴィル家)
高等部のキングメーカー科の担当教授。厳格だけど、家では良い父親。


👨スタンリー卿(リッチモンド=ヘンリー七世の継父)
教師。変わり者の妻子を持ち、気苦労が絶えない様子w


👱リッチモンド(ヘンリー七世)
ベスに一目惚れして中等部の俳優科→赤薔薇組キング候補科に転科。奇行が目立つ不思議くんキャラ。


👨ハワード
地味な教師。


👩魔女ジェーン
セクシーな保険医。


👴イーリー司教
宗教学の先生?リチャード推し。変態教師一歩手前の危ないおじさん。


👨ヘイスティングス(エドワード四世の側近)
教師。保険医のジェーン先生にメロメロ。


👻ジャンヌ
薔薇学の地縛霊と呼ばれるほど留年している生徒w

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