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2018年9月24日月曜日

すもももも『亡国のマルグリット』第2話あらすじ&感想(『月刊プリンセス』2018年8月号)


プリンセス 2018年8月号

クリストフの息子二コラとして生きるマルグリット。謎の美少年ルネと出会ったことで・・・!?魅惑のヨーロピアンファンタジー第2話。カラー口絵&36P

[王家の紋章]雑誌『月刊プリンセス』2018年8月号


プリンセス 2018年8月号

大商人ゲブレの前で、本で読んだスッド大湿地帯の知識を熱く披露し、風土病やマラリアにくれぐれも気を付けるように注意をうながすキャロルに、噂通りの神秘の力を持つ神の姫だと感嘆するゲブレたち。

2018年9月23日日曜日

青木朋『三国志ジョーカー』全5巻ネタバレ感想

作品名 : 三国志ジョーカー
漫画家 : 青木朋
出版  : 秋田書店 全5巻
ジャンル: 歴史モノ ファンタジー 中華風
トーン : シリアス ほのぼの
試し読み: 三国志ジョーカー

[初出]
月刊『ミステリーボニータ』2010年08月号~2012年9月号掲載作品。

[あらすじ]
赤壁の戦い直前の三国志時代。スーツを着た不思議な青年・司馬懿は因縁の相手・諸葛亮を倒すため、曹操の長子・曹丕の下へと……!?

[感想]
ファンが多い三国志モノだけに、大胆にSFを加えたアレンジや独自のキャラ設定をどうみるかで好みは分かれると思うが、全20話と短めでありながら、映画の題材にできそうなスリリングでドラマチックなストーリーが楽しめる作品。

(ネタバレ注意→)終盤になって明かされる諸葛孔明なりすましの正体。諸葛がなぜ仲達に固執するのか、謎めいた人物像やタイムトラベルの謎が次々に明かされていく。てっきり、彼の正体はもっとあくどい人物かと思っていたので、未来の世界で長寿遺伝子の研究をしているコミュ障でゲイの天才科学者だったというのはかなり意表を突かれたが、終盤の盛り上げにこの設定がしっかり効果を発揮しているところが良かった。

2018年9月8日土曜日

菅野文『薔薇王の葬列』あらすじ 第46話(月刊プリンセス 2018年7月号)


プリンセス 2018年7月号

政に口を出さないようにエリザベスを聖院へと送ったリチャード。玉座を手にするために次に出た行動とは・・・?

即位したばかりの幼帝エドワード5世は、早くも親譲りの女遊びをはじめ、リチャードに政務を丸投げ状態。リチャードが王の代理として政務を取り仕切ることに懸念を示すスタンリーに対して、ヘイスティングスは少し甘やかし過ぎてはいるが、リチャードは王に忠実な男だと肩を持つ。

2018年9月7日金曜日

石ノ森章太郎作品を100分で読み解くTV番組、ヤマザキマリや竹宮惠子が出演

石ノ森章太郎にスポットを当てたTV番組「100分de名著スペシャル『100分de石ノ森章太郎』」が、9月8日23時からNHK Eテレにて放送される。

今回の放送回は100分連続の特番としてオンエアされ、ヤマザキマリ夏目房之介宇野常寛、名越康文といった論客が、スタジオで石ノ森作品について解読し、意見を交わしていく。また竹宮惠子と島本和彦もインタビュー映像にて登場し、それぞれ「少女マンガへの圧倒的影響」「絵に込められた石ノ森の魂とは?」というテーマで語っている。

参照:9月5日(水) 20時50分-エンタメ総合(コミックナタリー)

[王家の紋章]雑誌『月刊プリンセス』2018年7月号


プリンセス 2018年7月号

トラキア王に連れ出された銅山見学の途中で、人の悲鳴のような不気味な声が奇岩山から聞こえてくるのを耳にし、不審に思うイズミル王子。だが、他に気に掛ける者はいない様子。トラキア王は、イズミル王子と心を交わしたいと願うタミュリス姫の気持ちをくみ、花の咲く南の砂丘をまわって帰城しようと提案し、タミュリス姫を喜ばせる。

青木朋『天空の玉座』第9・10巻あらすじ&ネタバレ感想

作品名 :天空の玉座
漫画家 :青木朋
出版  : 秋田書店 既刊10巻 
ジャンル: 歴史モノ 中華風
トーン : シリアス ほのぼの
試し読み: 天空の玉座

[初出]
漫画雑誌『ミステリーボニータ』2013年3月号より連載中。最新刊第10巻は同誌2018年2月号~6月号掲載。

[9巻以降のあらすじ]
皇太后の誕生日が迫り、祝寿慶典の準備が進むなか、後宮の中では新たな火種が?珊瑚を含めたお妃様たちの奮闘が始まる!

[感想]
近世中国(明・清)の世界観が取り入れられた架空の中華王朝もの。1~8巻までの感想はこちら。第5巻から第二部がスタート。クーデターの失敗から3年が経過。紫禁城では天子の味方勢力が一掃されてしまい、皇太后が相変わらず権勢を振るっている。

第8・9巻では、蒙古とのいざこざに巻き込まれたヒロイン(珊瑚)が、アルタンと三度目の再会を果たす。珊瑚はアルタンたちと合流したことにより、漢軍が開発している兵器が深刻な公害を起こしていることを知り、アルタンとともに兵器工廠を破壊。

作戦が成功し、すっかり意気投合した様子の珊瑚とアルタン。このまま人質交換せずにモンゴルに来いというアルタンに、顔を赤らめながらも、友人を助けるために都に帰らなくちゃいけないという珊瑚。アルタンは冗談だよと言いつつも、珊瑚への態度には気遣いが感じられる。

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